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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第一章 研修編
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研修編 第11階層

マサのゴブリンとの死闘を聞いていると試験の時間が終了したようだ。

まったく、こいつは冒険者よりもコメディアンの方が向いている気がする。


さて、試験が終わり結果発表に移る。

数人は不合格になっていたが、今回の試験での合格者は8割ほどで前回よりも高く、

試験中の死亡者も0名だった。


試験官も合格者よりも死亡者の人数を重視しているようで、

今回の結果には文句無しでかなり満足している様子だった。


その後、合格者は簡単な手続と講習を受けてから解散となる。


説明の内容を簡単に言うと、

個々と面談を行い、チームや配属の希望を聞き、Lv.10までは希望したチームで行動をする。

Lv.10になった後は適切なランクのダンジョンを選定して各ダンジョンに配属される。

配属後はグループもしくはチーム単位で専属のダンジョンに配属されダンジョン調査と攻略を行う。


また、今後正式に配属されたダンジョンでの攻略は、

希望したメンバーもしくはギルドが決めたメンバーとチームを組むことになる。


結局のところ詳細は、配属後に個別に説明が入るとの事。


デメリットは魔石の換金時の手数料が上がり、防具のレンタルが不可になる事だろう。

自分で購入するか拾うしかないらしい。


そんなこんなで講習会も終わったので解散後、

豪華に夕食を取ろうと思いヒカルとマサに声を掛けた。

マサは仲の良い冒険者仲間と打ち上げをすると言って去っていった。


俺はその打ち上げに呼ばれていない・・。

という事は、マサと俺はそんなに仲が良くなかったんだな・・・。



ヒカルも別のグループとの打ち上げとの事で断られた。


二度もショックを受け心の中で「俺との友情はなかったんかーい!」

心の声が枯れるまで叫んだ。


結局、1人でさびしく豪華な料理を食べ明日への英気を養うことにした。


8月14日:誤字訂正

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