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脱サラリーマンの冒険記  作者: 団子 虫
第三章 イノシシ編
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ヘビ編 第4階層

頑張ってちょこちょこ更新し続けますので暖かい目で見守ってもらえればと思います。

ズルズルとヘビ型モンスターの群れが押し寄せてくる。

なかなか気持ち悪い光景だが、そんなこと言っている場合じゃない。



やるしかない。


群の先頭にいた数匹が同時に襲い掛かってきた。

地面から跳び上がり大きな口を広げて俺に向かってくる、先ほど見たものに比べたらまだ小さいぐらいだが、数が多いと迫力はある。


一撃で数匹を殴り飛ばす気持ちで金棒を振りぬくと、



ドシュ



力が入り過ぎたのか、肉片になって吹き飛んでいった。

あれ?考えていたよりも弱いのか?不思議な感覚だったが安堵している場合でもなく次の集団が俺に向かってきている。



既に足元には数匹のヘビ型モンスターが足元に絡みつこうとしている。

というか、既に足に噛みつかれているが、無理やり蹴り上げ、踏みつける。



飛び散るモンスターの血肉と泥。



地面がぬかるんでいるせいで踏ん張りも効きにくいし、踏みつけると足がめり込んでさらに動けなくなる。ここは動かないで近くに寄ってきた奴らから片付けるしかない。


蹴り飛ばしたり踏みつけたりしているが、休む間もなく、襲い掛かってくるヘビ型モンスター。

大きめなヘビ型モンスターに腕をかまれ倒れそうになるが、腰を落として踏みとどまる。


飲み込まれた腕ごと振り回して周囲のヘビ型モンスターを吹き飛ばす。

鞭のようにしならせて地面に叩きつる。小さめのヘビが数匹潰されていく。



何回か行うと腕に噛みついていたヘビはボロボロと塵になっていった。


新しい装備の変態ペストマスクのお陰なのか異常状態にはなっていないと思っている。ゲームのように自分のステータスを見る事が出来ないため不安だが、噛まれた痛み以外の痛みや痺れを感じない。

多分だ以上だろう・・・。きっと大丈夫だろうと自分に言い聞かせて戦い続ける。



ほとんどのモンスターを倒した、ドロップアイテムがあちこちに散乱している。

小一時間程度か、こんなに長く全力で戦い続けるのも初めてかもしれない。

まだ終わった事を確認できないが、襲い掛かってくるモンスターがいなくなったので深く肩で息をして少しでも体力の回復を図る。


ようやく終わったと思ったが最後に残った頭が2つあるかなり大型のヘビがこちらをにらみつけていた。



ほとんどが黒色だが、一方の頭は赤黒くなっており、もう片方は紫色をしている。


そう思っていると紫色の頭から薄っすら紫色をした何かガスのようなものを俺に向かって吐きだしてきた。


十分に離れているので俺の足元ぐらいまでしか謎のガスは届いていない。

周りに飛散している為、飛距離はあまりないようだ。

異常状態も問題無いし、さらに吸わなければ大丈夫かと思い、2頭のヘビ型モンスターとの距離を詰めようと一歩を踏み込んだ。


すると、2頭のヘビ型モンスターはガスの噴き出すのを辞め、火を噴いた。


視界一面が一瞬で炎に包まれる、とっさに身を屈める。

数秒程度だが、爆風で身体の自由が利かない。



くっ・・・。


体中から焦げた臭いがする。

しかし、防具が焦げたようで、俺自身にはあまりダメージは感じられない。


屈んだ状態から再度距離を詰めようと踏み込む。


再度、ガスを噴き出しているヘビ型モンスター、距離が近くなるにつれてガスが濃くなっているのが感じられる。


俺の攻撃範囲もう一歩のところで、また視界一面が一瞬で炎に包まれた。

今度は出来るだけ爆風を受けないように伏せる。



爆風が止んだ瞬間、跳び上がり2頭のヘビ型モンスターへ金棒を振り下した。

赤黒い頭が1つ潰れる、紫色の頭が噛みついて来ようとするが、打ち下ろした金棒を力任せに下から叩き上げる。


ヘビ型モンスターの顎を砕き、その勢いのまま頭部まで粉砕する。

血肉をまき散らしてジタバタとのたうち回っていたが、徐々に動かなくなった。

その跡には、一際艶やかなヘビ革と毒々しいまで赤い魔石を残して塵の山が残った。



小一時間の戦闘だったが、かなりの疲労だ。2つ頭のヘビ型モンスターのドロップアイテムを拾い、その後探すようにあたりに散らばったアイテムを拾い終え、少し休む。


なぜ、急にダンジョン内で迷子になったのか、今なら出口までの道のりは分かるのに不思議だ。

それよりか、あの男の冒険者次見かけたら一発ぶん殴らないと気が済まない。


アイツのお陰か分からないがアイテムはかなり取れたが、アイツのせいで死にそうな目に合ったりと散々だ。



とりあえずは、今日の稼ぎで宿無しにはなりそうにないと安心しながら、出口に向かって歩き出した。




その後ろ姿を見つめる1人の冒険者がいた。

足早に少しづつ距離を詰める。


誤字訂正ありがとうございます。また、ブクマ・ご感想ありがとうございます。

これからも気力が続く限り頑張りますので今後ともご声援よろしくお願いします。

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