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「雨が降っている」「背中のない蓋」「一番輝いている」
「雨が降っている」
夜中の雨が降っている……
死んだものの涙が降っている……
愚かな私の父母と哀しい伯父と伯母ととと……
「背中のない蓋」
狂気が心地よい
緩慢な死の痒さにちょうどいい
私の中で飼っている嘘に食べさせるための
狂気
無感情な暴力と血は変換された自死
平穏な日常で覆い隠す血塗れの視線
開けてはいけない蓋が空いている
あの日の蓋はどこへいった
背中が無くなった私は
前から見ると人並みに見える?
「一番輝いている」
皆さんに感謝しています
支えてくれるおばさんやおじさんや
頑張ってねと励ましてくれます
今日も好い天気でした
いつか面会に来てくれるかも知れない
お父さんやお母さん
それでもそれでもそれでも それでも
隙間にあります
いつか死んでしまいたい気持ち
夜空には死んでしまった人が一等星になって誘います
願わくば
あのアンタレスの一撃を下さい
自衛的な詞です。