アタシに専属執事?
こんにちは。
アタシ、戀城戀愛。
世界No.1のお嬢様。
今日はアタシに専属執事がつくみたい。
アタシにいるわけ無いのに。
でも、アタシにつく専属執事は超優秀な見たいね。
少しだけ、試させてみようかしら。
ガチャ
あら、来たようね。
「お嬢様。私が専属執事になることになりました、煽動聖夜と申します。よろしくお願いします。」
ふーん…
顔立ちは良さそうね。
「アタシは戀城戀愛。聖夜、よろしくね。」
「自己紹介は済んだか?俺は行くぞ。聖夜、後はよろしくな。」
「はい、ご主人様。」
ガチャ
「さて、お嬢様。これからのご予定は?」
今日の予定?
アタシはスケジュール帳をさっとめくった。
何も…無いようね。
「何も無いわ。」
「ニヤッ そうですか。では、しばし失礼します。」
ドンッ
え?
アタシはベッドに押し倒された。
「ちょ…!何してるのよ!」
「何してるって…押し倒してる。
なぁ、お前は男と一緒にいる意味、分かってる?まぁ、分かってる分かってない関係ないが…
お前は美形だ。簡単に男に狙われるぞ。」
聖夜はそれだけを言って、離してくれた。
でも、お嬢様を押し倒すなんてどうかしてるわよ!
フンッ!
ったくもう、嫌な奴。
…でも、本性、バラしたくないわ。
聖夜と…もう少し一緒にいたい。