まざる道
歩く。
僕は歩く 自分を探すため
俺はいつまでも私だということを
信じて 歩く
たとえ 太陽が溶けても
月が凍っても 星が割れても
そんなことを考えながら 僕は
歩く
そして辿りつく 俺に
そこで交わる それと
それ
きっとわからない もう
俺が私か 私が僕か
それは誰にも わからない
わからないから 探しに行く
それはもしかしたら 僕が俺かも
俺はそれかも
それは どれだろう
もし 僕がそれなら
私がそれなら
違った なにかが待っていたのか
待っていたら .それはそれで
私は僕で俺になれていたかもしれない