第十四章、日々3
卸本町の蜃気楼オリジナル文章
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Shopping Arcade
作詞:Shiny Pastel Moon
街を歩くと笑顔が耐えない人がいた
八百屋のおじさんいつでも
通り掛かればば話しかけた
雨の日には軒先で雨宿りをしていると
中に入れと店に誘われ会話が弾んだ
孤独にさせない街だった
なんだか気分が踊ってた
スキップすれば街の皆なが微笑んだ
駄菓子やのおばさんいつも陽気で井戸端会議
アーケード、それはいつも華やいだ
魚屋さん、いつも声がかれていた
酒屋さん、軒先でお酒を飲んでる陽気なおじさん
街並はどんな時でも、皆なを優しく包んでくれていた
気が付けば私は、昔の人の温もりに馴染んでた
この時間が繰り返す事を願う私だった。
大声で喧嘩してる夫婦を見かけ
それを見に行く暇な人が仲裁に入る
喧嘩は日が暮れ、お腹が空いたら仲直り
そんな光景が穏やかな時代に見えた私
公園を歩けば人々は話しかけた
在り来たりな挨拶が嬉しく感じた
Transience of a the time trip
発展した時代の行く末には、人を孤独にさせた
Era when does not return
物は無くて不便でも、心はとても豊かだった
楽しいそうにはしゃぐ子供達が可愛く見えた
家の軒先からは、今日のおかずの香りがしてた
なぜか希望が湧いて来て、未来が期待出来ていた
穏やかに走る電車の音が、街の風景に溶け込んでいた
誰もが他人に、有難うと言える事が不思議に思えた
軒先で子供をおんぶして、泣く子をあやす母の顔が
どこか懐かしいと思える私が、寂しさを感じたのは
何時か無くした優しさを、置いて来てしまった
時代は何時からだろうか
皆無くした心の優しさと、他人の愛情は時の狭間に落ちた様
せせらぎの様な時間すらも、改良工事が行われ
私の居た時代は、急流となって時間に襲われ戸惑うの
もう戻らない時間と笑顔は、時代のアルバムに貼り付けて
懐かしさだけを心に抱き、心を隠して街を歩いた。
この物語はフィクションであり、登場する人物、建物などは実際には存在しません。




