第九章、休日4
卸本町の蜃気楼オリジナル文章
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夜は穏やかな波打ち際に、二人は月を見詰めていた。
時に、優しく時に荒れ狂う海は、今宵この二人を優し包んでいた。
春菜を抱き寄せる杉浦は、時に強く吹く潮風から守る様だった。
荒れる事無く優しい海は、その杉浦の温もりに勝てる事は無いであろう。
時より、波しぶきがこの二人に掛かると、杉浦は春菜の顔に着いた、
波しぶきを、優しく指で拭っていた。
甘い時間は、彼女を愛の世界に導いた。
春菜は、杉浦の腕の中で、目を瞑り身を寄せていた。
春菜が眠って無い事は解っている杉浦は、
時より優しく愛を春菜に呟きながら、愛の小船に揺られている思いの春菜。
春菜は、その愛の小船でどこまでも、流されて行くのを願っていた。
愛の海に揺られていた、日も沈んでしまった砂浜だった。
小説:避雷針からファーストラブ から..
あ な た の 海に 浮 か べ て...
作詞 Shiny Pastel Moon
愛しい人が隣で眠る毎日を
I who hope 心に刻むの
朝、顔を近づけ見つめると
深い眠りに落ちていた彼が愛しくて..
私は、その頬にキスをした
さり気ない事が、幸せと感じた時
心を満たす何かが有るのだろう
今満たされる私の思いを感じてくれたあなたは
迷うことなく心と共に捧げるの
この世に生まれて一番愛した貴方に
捧げた喜びをI do not forget it
I cut it in heart I never forget it
(ギターとインストラメンタル間奏)
彼は少し眼を開け、私を抱き寄せた。
私は目を瞑る彼に
愛してるって聞いたら眠ってた
一人じゃない私を感じていたいの
何時までも遠く輝く星の様にwish it to God
あなたに問いかけた
Friend of your heart be only me何時までも..
ささやかな恋の行方は、あなたの心の海へ解けて行く、
そんな時が続く毎日が欲しいの
あなたの広い心の海に、私を浮かべて居て欲しい
沈まないように、荒れない様に
優しく包んでそして
穏やかの海を演じて欲しい…
そう..あなたが私を見つけたの
やるせない世界からから私を
もう雨でもいい、闇でもいい
側にいて居て私を抱いていてくれればいい
大人しくしてるから
あなたの温もりさえあれば
優しいあなたがいれば何もいらない
I believe eternal love ….
この物語はフィクションであり、登場する人物、建物などは実際には存在しません。




