00. 終わりの始まり
人間は強欲だ
人類は科学技術の進歩によって普通の種ではありえないほどの発展を遂げてきた。
本来ならそこでとどまっても何の問題もないほどに。
しかし、人類は強欲にも、もっと欲しいもっと知りたい、この世の全てを手に入れたいと願った。
そして、人間よりも高等な生物がいることを知った。
人間は愕然とし、恐怖し、絶望し、そして
更なる高みへと努力をした。
結果、人類は異世界とつながる事に成功した。
一人の日本人が異世界の扉を開け、5つの宝石を持ち帰ってきた。
石を手に入れたその少年は人智を超えた能力を使用した。
当初、その少年は捕獲命令が出され、自衛隊が大隊を組んでその男の捕獲に当たっていた。
しかし、捕獲に当たった大隊はほぼ壊滅。
少年の消息は不明となり、その場には5つの宝石だけが残された。
しかし、不思議なことに死者は一人もでなかった。
その場にいたものは総じてこう口にする「人ではない。」と
その少年が持ち帰った宝石は1つ持つだけで絶大な能力を使うことができた。
しかし、能力を使ったものは皆暴走し、息絶えた。
研究者はその石を「魔界の宝石」と呼んだ。
効力は薄まるものの、研究者達はヘルジュエルの複製を行い、量産化に成功した。
しかし、異世界とつながる事はこの世界に大きな影響を与えた。
日本の各地で不定期に異世界とつながる現象が確認されたのだ。
能力を手に入れた権力者達は能力の技術の独占を行った。
日本は、人間は更なる高みへ上るために、その石の研究を始めた。
しかし、能力の存在を知った各国は能力の強奪を目論み、
第三次世界大戦が開戦された。
アメリカが用意した軍隊は日本など3日もたたない内に制圧できるほどの量だった。
誰もが日本の敗北を確信していた。
しかし
アメリカ軍はおろか、すべての国は日本へと侵攻することができなくなった。
日本を取り囲むように見えない防壁のようなものが出来上がっていたのだ。
その防壁はアメリカの放った水爆でもびくともせず、
海底深くまで、オゾン層高くまで続いていた。
なぜか日本の攻撃は内側から届くのに対し、他国の攻撃はすぺて見えない防壁に遮断されるのだ。
結果は見えていた。
しかし、人類の人智を超えた能力に対する憧れは収まらなかった。
結果、戦争は50年続き、2億人の犠牲者が出る、人類の歴史に深い傷跡を残すことになった。
諸外国に大きなダメージは与え、日本は能力を独占した。
しかし、国内では、異世界との扉が不定期に開き人外の化け物、「レイス」が現れることがたびたび起こっていた。
国は即刻戦争時に結成されたヘルジュエルの量産型「エクシード」を使った能力者の軍に
対処をさせていた。
しかし2年後東北地方近辺でレイスの大量発生が確認された。
国はすぐに軍を派遣した。
しかし、派遣した軍は全滅という結果になった。
これまでのレイスとは比べ物にならない強さのレイスが現れたのだ。
国はこれを緊急事態と判断し、東北地方一帯を封鎖した。
日本はこの国をLv1からLv5の5つの領域に区切った。
国はレイスからの脅威を防ぐためにエクシードを使った能力者の育成を最優先事項とおき、
能力者の育成をするために
能力研究独立都市 通称「ユートピア」に、志願した18歳未満の子供達を収容した。
そしてユートピアには総計1700万の人口が集まった。
人類が手に入れた能力は人類の更なる発展へと繋がるのだろうか
それとも・・・・・・・
はじめまして、蒼龍です。え?名前が厨二病?そんな事はきにしません
では第一回目のあとがき気合いれて書いてみます!b
では最初にこの作品はなにがしたいのかを語ります。
すみません、思いつきで書いてみました。
次に、この作品を通して読者の方に何を受け取ってもらいたいのかです。
特に・・・ありません(汗)
適当でごめんなさい・・・○│ ̄│_
不定期にですが更新していくので、応援してもらえると嬉しいです!笑