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カケナイ

作者: 赤八汐 恵愛

書けない描けない翔けれない。書きたいのに書けない。どうしてだろうか。絵も小説も『かくこと』が好きなのに、全く『カケナイ』。今でも夢に向かって翔けている人は大勢いるのに、書き途中の小説を見ると書きたい欲が失せる。下書き途中の絵を見ると描きたい欲が失せる。こうして僕は焦るばかりで夢に向かって翔けれない。


もっと自分が(えが)いている、想像している絵を物語を表現したいのに上手く書けない、描けない、翔けれない。


自分はダメな奴だ。今までの人生もそうだ。自分に生きている価値なんてあるのだろうか。書けない、描けない自分なんか生きている意味は無い。自分の伝えたいことが『カケナイ』自分なんて要らない。


どうして自分は生きているのだろうか。カケナイ自分は要らないのに、自分の居場所は現実には無い。自分の居場所は何も描かれていないキャンパスの中か、文章の中にしか存在意義を身に出せない。


今のカケナイ自分は居場所が無い。


どうしたら翔けれるようになるのだろうか。再び羽を広げて空想へと翔けれるのだろうか。いつになったら翔けれるのだろうか。


真っ白いキャンパスにコバルトブルーの絵の具を垂らして、羽を広げて翔ける少年でも描いたら翔けるのだろうか。


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