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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

最強の能力を貰ったら、もれなく有名になると死ぬ呪いも付与された。

作者:雲州みかん
 遊び惚けたら三十を過ぎ、何も考えないまま生きたら四十を超えてしまった。
 四十を過ぎて未だ独身。
 加えて万年平社員。
 部屋は大学時代に借りた部屋をそのまま使っている。
 まるで進歩のない生活。変わり映えしない毎日。
 万年平社員生活も二十年目に突入のある日、主人公の三橋雄太は思った。
 俺の一生って、これで終わるの?……と。
 この調子で行けば、明日は今日の繰り返しを五十過ぎてもやってしまうに違いない。
 故に、雄太は思った。

 そうだ、脱サラしよう!

 まるで京都にでも良くんじゃないのか? って言うノリで会社を辞めた彼は、二十年間で少しだけ溜まっていた貯金を握りしめ、全国行脚の旅に出ようとした。
 自宅玄関のドアを開け、まだ見ぬ新世界を夢見た雄太の視界に広がっていたのは、新世界どころか混じりけなしの異世界であった。
 唐突に転がり込む形でやって来てしまった異世界に困惑する中、雄太は謎の巨大モンスターに襲われ……これは死んだ級のダメージを受けて昏倒。
 暫く後、ここは天国かな?……なんぞと言う、お決まりの台詞を胸中でぼやきながらも起き上がると、そこには謎の美女が。
 謎の美女曰く「あなたは暇そうに見えました」らしく「だから、私の暇潰しに付き合って下さい」との事で「これからゲームをしましょう?」とか言う、何処から突っ込んで良いのかさっぱり分からない謎説明を受ける羽目になった。
 その後、雄太は彼女の暇潰しに渋々付き合う羽目となり、異世界以外の何物でもない未知の領域へと足を向けて行く。
 謎の美女により、最強と呼べるだけの能力をギフトとして手に入れ、冒険者として生きれば食い扶持に困る事は一生ないと太鼓判を押され、当面の生活に困る事はなかったのだが……。
しかし、彼女はこうとも言っていた。

「最強の力を貴方に与える代償として、同時に強烈な呪いも付与しました」

 その呪いとは「有名になると死んでしまう呪い」だった。
 なんでそんな呪い掛けるんだよ!……と、心の底から血の涙を流しつつ、能力は高いのに冒険者ランクを上げて有名になると死が待つと言う、アホみたいな生活を始めて行くのであった。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
プロローグ そうだ! 脱サラしよう!
そうだ、脱サラしよう!
2023/05/10 01:41
一章・そうだ! 助け合おう!
そうだ! 助け合おう!
2023/05/10 08:24
二章・そうだ! 冒険者になろう!
三章・そうだ! ダンジョン攻略をしよう!
四章 そうだ! クエストを受注しよう!
五章・そうだ! 世直しをしよう!
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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