表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/98

夢見る乙女の明るい未来

99:ななしの喪女

ぶっひゃっひゃっひゃっ!

これ、小谷が起きたらガチ切れすんで。

 

100:ななしの喪女

アイツが始めた怪談話やからな。

アイツが怖い目に合わないと始まらんわw

 

101:ななしの喪女

【悲報】小谷過労4するw

 

102:ななしの喪女

やめて差し上げろw

 

103:ななしの喪女

いつ就任予定なんやろかw

 

104:ななしの喪女

めちゃくちゃオモロいわw

 

105:ななしの喪女

気苦労ばかりで小谷がハゲ散らかしてまうw

 

106:ななしの喪女

腹痛いw

 

107:ベンジャミン・キャノン

小谷も工口も、就任予定は子育てがひと段落してからを予定しております。

あの子達の1番の夢は素敵な花嫁さんになる事でしたから、親友の夢を邪魔する気はありません。

 

108:ななしの喪女

な、何やて……

 

109:ななしの喪女

おまい、ベンジャミン・キャノンとちゃうやろ!

 

110:ななしの喪女

そうや! コイツはぱちキャノンに違いないで!

 

111:ななしの喪女

まんまと騙されてもうたわ。

 

112:ベンジャミン・キャノン

あのコテハンは物凄く馬鹿っぽいから嫌なんですけど。

 

113:ななしの喪女

大丈夫や! ホンマもんもパチもんも馬鹿には違いないで!

 

114:ななしの喪女

ふむ。

 

115:ななしの喪女

素晴らしい説得力やな。

 

116:ぱちキャノン

では、失礼します。

最近良く夢を見ますの。

私達が仲違いをしてしまう夢です。

 

117:ななしの喪女

いや、おまいらは完璧な残念トリオやないか。

 

118:ななしの喪女

トリオ解散は勘弁やで。

 

119:ななしの喪女

おまいらが喧嘩をする理由はなんや?

 

120:ぱちキャノン

私達がお嫁さんになった後の事です。

花梨様はお仕事で多忙。

小谷も工口も仕事に追われてしまい、あの人に私だけが愛されてしまう夢なんです。

 

121:ななしの喪女

おまいはむしろ望むところやないか。

 

122:ななしの喪女

それのどこに不満があんねん。

 

123:ななしの喪女

良かったやないか。

 

124:ぱちキャノン

私は彼女達の事を親友だと思ってます。

その親友の夢を壊すような真似だけはしたくないんです。

私だけではなく、平等とは言わないまでもあの2人も愛して欲しい。

 

125:ななしの喪女

刎頸の交わりやんけ!

 

126:ななしの喪女

ぶっちゃけ、コイツらは鶏糞の交わりの方がしっくり来る。

でも、その友の為に首を刎ねられても後悔しない友情もコイツらにはありやな。

 

127:ななしの喪女

おまいらの友情マジで尊いな。

 

128:ななしの喪女

ワイ、少しだけ感動したわ。

 

129:ななしの喪女

血も涙も無い奴やと思っとった。

随分と友達思いやないか。

それを何で大東放送の経営者達に向けられんかったんや!

ぶっちゃけ、必要無いけどw

 

130:ななしの喪女

ぱちキャノンは親友と仲違いするかもしれん事は避けたいんやな。

当たり前やけど、それをきちんと考えて事前に行動するのは偉いで。

 

131:ぱちキャノン

夢の中で私達の旦那様はとても子どもが好きなんです。

私も4人の子宝を授かりましたわ。

1番上が男の子、女の子、女の子の三つ子。

それに10歳離れた末娘。

暖かい家族に囲まれた幸せの日々を送ってました。

 

132:ななしの喪女

ペッ!

 

133:ななしの喪女

か〜っペッ!

 

134:ななしの喪女

おまいの妄想癖は相変わらず痛いな〜

 

135:ななしの喪女

コレさえ無ければ、ホンマにオモロいやっちゃねん。

 

136:ななしの喪女

まあ、ええわ。

おまいの与太話に付き合ってやるから書き込みしろや。

 

137:ななしの喪女

ええー!

 

138:ななしの喪女

めちゃくちゃウザいやんか、それ。

 

139:ななしの喪女

このスレがぱちキャノンの妄想で埋め尽くされるやないか。

 

140:ななしの喪女

いや、それ意外と良くないか?

 

141:ななしの喪女

小谷がこのスレ見て悶絶する姿を想像したら中々にオモロい。

 

142:ななしの喪女

じゃあ、ええんでない?

書き込みしてみ。

 

143:ななしの喪女

つーか、ぱちキャノンが男の子産むのが驚きやわ。

 

144:ぱちキャノン

男の子の名前は湊「みなと」、姉妹が陽菜乃「ひなの」と陽咲「ひなた」、末娘が小春「こはる」でした。

旦那様が名付けて下さったんですよ。

 

145:ななしの喪女

つーか、最近のぱちキャノン落ち着いてね?

コイツが大人の色気出し始めたら始末に困るんやけど。

 

146:ななしの喪女

ええ名前やな。

ワイが名付け親なら、豚平、珍湖、寒湖のラストは美兎「みう」にするかな。

 

147:ななしの喪女

おい! 長女が確実にグレるやないか!

 

148:ななしの喪女

「めずらしこ」よな!

「めずらしこ」って読むんよな!

 

149:ななしの喪女

トンチンカンに続いて、何で末娘だけ美兎でまともなんや……

 

150:ななしの喪女

コラー! とんめずらしかんや!

 

151:ななしの喪女

【悲報】 長女「珍湖」の読み方確定

 

152:ぱちキャノン

あら?

その名前も悪くはありませんわね。

どうしようかしら?

 

153:ななしの喪女

ぱちキャノンは迷うなー!

 

154:ななしの喪女

おまい、絶対に子どもに名前付けたらアカンからな!

 

155:ぱちキャノン

男の子は手が掛からないのが少し寂しいのですが、上の姉妹は喧嘩ばかり。

でも、直ぐに仲直りして協力してました。

それに末娘は直ぐに泣く泣き虫さんで、それは可愛いんです。

 

156:ななしの喪女

ペッ!

 

157:ななしの喪女

ガーッ! ベッ!

 

158:ななしの喪女

ハイハイ、良かったですね。

ホンマに4ねばええのに。

 

159:ななしの喪女

夢見る乙女は無敵過ぎて困ってまうわ。

 

 

〜乙女が夢で見た素敵な未来〜

 

「ヴェー! びにゃだねえじゃま〜 びにゃのねえじゃまが〜ごばるはどどじゃまとも、あぎらおじしゃまとも、みなとにいじゃまとも結婚出来ないっていじわるいっだぁぁぁ!」

 

「馬鹿陽菜乃! 5歳の小春に何て残酷な事を教えてんのよ! 小春にそんな事無いって謝りなさいよ!」

 

「はあ〜? 中学の時に初めて知って、高蘭のお婆様のところに家出した陽咲がどの口で言ってんのよ! これは早く知っておいた方が良いの! それに悪いのは娘達全員と結婚の約束を交わすとと様でしょうが!」

 

「アンタは! 小春、そんな事無いからね! 小春は大好きなとと様とも、晃叔父様とも、湊兄様全員と結婚出来るからね。ほら、泣かないで。泣いてると綺麗な花嫁さんにはなれないぞ〜」

 

「ひょ、ひょんと? ひなた姉しゃま……嘘じゃない?」

 

「小春に嘘吐いてんじゃねーよ、偽善者」

 

「びゃー!!!」

 

「アンタ良い加減にしなさいよね! 何で小春にそんな事が言えんのよ!」

 

「何回でも言ってあげます〜とと様とも、晃叔父様とも、湊兄様とも、結婚なんて出来ません〜今年の秋から湊兄様がマッチングで見知らぬ女と肌を重ねる間、私達は指を咥えて待つ事しか出来ません〜」

 

「湊兄様のそれを言ってんじゃねーよ! 自殺したくなるだろーが!」

 

「拗らせてんじゃねーよ! この兄好きの変態がっ!」

 

「びえー!!!」

 

「はあ⁉︎ 湊兄様に本気で夜這いしようとしてたアンタに言われたく無いわよ! 糞ビッチ!」

 

「どどじゃまー! どどじゃまー! ごばるはどどじゃまとげっごんじゅるのー!」

 

「何でアンタがそれを知ってんのよ!」

 

「隣の部屋から湊兄様の悲鳴が聞こえたからに決まってんだろうが! 何で私も誘わないのよ!」

 

「ビャー!!!」

 

「ふう……不毛な喧嘩はやめにしない? 私が確かに悪かったわ。小春、本当に姉様が悪かったわ。ごめんなさい。でも、本当に私達はとと様とは結婚出来ないの。これだけは分かって頂戴。諦める必要は無いから安心して。結婚しなくてもとと様と小春はきっと結ばれるから。あのへっぽこポンコツのかか様がとと様をゲットしたのよ。小春に出来ない訳がないわ」

 

「ゔっ、ゔっ、かかしゃま、何でととしゃまと結婚出来たの?」

 

「金と権力に決まってるでしょうが。それ以外にあのポンコツと結婚する男なんて居ないわよ」

 

「私も大概だけど、陽咲も実の母親に対して容赦が無いわね」

 

「本当の事じゃない。花梨かか様や、綾女かか様、月姫かか様、峯姫かか様、若葉かか様、瑠璃かか様、まあ分かるわ! とと様もそりゃ惚れる! でも、何でかか様なのよ! 女の趣味おかしいんじゃない⁉︎」

 

「いや、そのかか様が居ないと私も陽咲もこの世に存在してないから……」

 

「まあ、とと様のストライクゾーンに広さには正直感謝しかないわ。そのおかげで湊兄様も居る訳だし。そう! 私達の湊兄様よ! このままだと悪い女に食べられてしまうわ!」

 

「みなと兄しゃまが食べられちゃうの?」

 

「そうよ! そうなる前に私と陽菜乃姉様が食べるから。小春は安心して良いからね」

 

「お姉しゃま達がみなと兄しゃまを食べちゃうの?」

 

「湊兄様も10年前に私達の事を大好きって言ってくれたから、私と陽咲姉様は食べちゃても良いのよ。愛し合う男女の前に血の繋がりは関係無いんだから!」

 

「小春ももう10年くらいしたら、とと様を食べちゃいなさい。とと様がいつも言うけれど、一度交わした約束は必ず守り抜くのが男のあるべき姿だそうよ。きっと、湊兄様も約束は守るし、とと様は必ず守り抜くわ。それが私達のとと様だもの」

 

「こはるとの約束をととしゃまはちゃんと守ってくれるかな?」

 

「違うわ、小春……娘全員と交わした約束は必ず守らせるのよ……今更軽い気持ちで交わしたなんて言わせる訳がないでしょ……」

 

「姉しゃまたち、ちょっとこわい……」

 

 でも、小春ちゃんはまだ小さいから父様と結婚はまだ無理だぞ〜

 大人になって、ちゃんと覚えていたら父様と結婚しような。

 

 この糞ったれ世界で娘にデレデレしてんじゃねーよ!

 この無責任野郎!

 

 これはあくまでも乙女が見た夢であり、何の関係もございません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ