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勇者召喚されたと思ったら魔王の実験体!?  作者: ひでやん
勇者で遊ぶ編
3/20

魔王の実験で教官になります

今回は割とぱぱっと書けましたね、ではどうぞ(・∀・)


「じゃ早速だけど実験しようかしら」


いきなり始まった第1回魔王の実験、果たして1回目はどのような事をされるのだろうか


「そうねぇ、そのゲームとやらの知識を生かして第8師団の教官でもしてもらおうかしらね」


「第8師団?」


「あぁ分からない?実は──」


この世界の魔王軍は上から順に

魔王→四天王→幹部→各師団の団員という風に別れるらしい、数字が若ければ若いほど強い師団だ

幹部の悪魔が師団の団長となるが団長ではない幹部もいるためよく分からんルールである、きっとそいつらは変な名前の悪魔だろう、いや絶対そうだ、現にムッキってのがさっきいたしな!

説明を終えた魔王は再び喋り出す


「師団は8個しかないんだけどお察しの通り、第8師団は最弱の師団なのよ、だから勇者が教官をして少しマシにして?」


お願いね?とでも言いたげな顔である、ここで嫌だと言ったらさっきみたいに謎の威圧力にやられるだろう、あっ効かないんだった、ごっめぇぇぇん!

でも僕はさっき諦めてたので


「分かった、第8師団のところに案内してくれ」


了承した、しかし教官とは何をすればいいんだ

あれか、ムチを持ってもっと動けぇ!ってやるか?いやそれもはや調教じゃねぇか・・・


「はいはい、それじゃ行きましょうか」


などと言ってイスから立ったまお─、エリザは扉まである気出した、魔王って言いそうだから今度脳内でエリザをリピートしとこ

変態じゃねぇからな!!!

扉を開け魔王室を出て第8師団がいる訓練場に移動するらしい、あっ手錠は外してある、いつの間にか

ん?いつ外れたんだ?


「今のうちに魔王城の中を把握しなさい、無駄に広いから迷うわよ」


そう思っているとエリザが語りかけてきた、確かに広い、無限に続くと思いそうな廊下のて天井に小さなシャンデリア、不気味な装飾と・・・似顔絵?誰の?


「この絵は捕らえた人間共の中に画家というのがいたらしいからそいつらに描かせたのよ、歴代魔王全員分あるわ」


へぇ、人間らしい事するんだな歴代魔王も

どんな魔王がいるか見てみるか、角生えてるところは変わんないなぁ、老けてるお爺さんみたいなやつとかちょっと若い女性とか沢山あるなぁ、そう思った矢先視界にアイン〇ュタインの真似してる魔王の似顔絵が映ってしまった、角生えて怖そうな顔の魔王が舌を全力で出してる、だめだ笑いが・・・


「これはっw」


「?、そんなに面白いものでもあった?」


ありますやんここにw、ほらアイン〇ュタインがw


「よく分かんないけど早く行くわよ」


我慢していたが少し笑いが出てしまった、謝罪しなくては、アイン〇ュタインに

そうしていると螺旋状の階段を降りていった、降りる時上に行く階段も見えたけどここ何階まであるの?、まぁあとで誰かに聞くか、生きてたら


「貴方に慣れてもらおうとして歩こうとしたけどめんどくさいからワープしていきましょうか」


「最初からそうしない!?」


いきなりそう呟いたエリザ、それ出来るなら最初からそうしろよ!?かなり長い廊下歩いてる時点で足限界だったよ!?


「まぁ距離的な問題もあるの、この階段を降りたとしてもさっきみたいな廊下をまた歩くし」


「よぉし早くワープしよう!つかしろ!」


あんな長い廊下また歩くとかどんな地獄だ!?マジでこの城の構造どうなってんの!?はっ!いや待てよ、ほら現実世界にもあったやん鼠返し(ねずみがえし)、城を登ろうとする忍を登らせないための罠の役割があるやつ、あれと一緒でこれも罠の一種じゃないか?魔王城に侵入したらそこは無限の迷宮でしたって罠では?


「何考え込んでるの?早く行くわよ?」


エリザの目の前に円状の変なゲートっぽいのがある、いかにもどこかへワープしそうだ


「分かった、行こう」


小走りでエリザを追いかけそのゲートを通る、すると一つの扉の前にワープした、ここが例の訓練場のようだ、今から僕の実験場と化すけどね、さて何をするか分からない、まずは心の──


「それじゃ行きましょうか」


と言いながらエリザが扉を開いた、だから心の準備させろよ!

さっきも準備させてくれなかったからな!このひとでなし!悪魔!

あっこいつ悪魔やん、人じゃないやん

そう思いつつ後をついていく、扉を通った時の聞こえた第一声は


「いい加減ヤれないのか!?」


おっとぉ?これはいけない言葉が聞こえたぞぉ?

僕の空耳であって欲しいですねぇ?


「この子はまだ子供だ!ヤれるわけないだろ!」


「やめろ!?」


思わずそう叫んでしまった、さっきから問題発言聞こえまくってそろそろ耐えれないよ!?色んな意味でな!

しかし叫んでしまったせいか、下にいる奴らはこちらを向き始めた

空耳という名の願望のせいで気づかなかったが下に行くには階段を降りなくてはならない、小さな高台みたいなイメージだ

なのでこちらが上から見てあいつらが下から見ているという形になってしまう


「人間の隣に魔王様!?一体何が!?」


下が騒ぎ始めた、事情説明しなくては、そう思い階段を降りようとした時エルザが腕を掴んできた、待て、ここからテンプレの展開なら飛び降りるはずだがまさかな、僕人間だよ?ここから飛び降りたら死ぬよ?ここ1時間くらいでどれだけ死にかけてるの?数えたくないね

恐る恐るエルザの顔を見た、ニヤニヤ笑いながら言う


「めんどくさいから飛び降りるわよ」


「ボクトビオリタクナイデスシンジャウ」


思わず震え声になりカタコトにもなる、当然帰ってくる答えは


「だーめ♪」


そう言って飛び降りた、高さからして学校の屋上から降りる感覚って言ってる場合じゃねぇ!


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


ジェットコースターでよく叫んでる人みたいな叫び声を上げながら落ちていく、ジェットコースターなど怖くて乗れないが恐らくこうゆう感覚なのだろう 、あれ?意外と冷静?

しかし所詮は学校の屋上ほどの高さから降りるだけ、数秒だった

ズシン!と大きな音を立て着地する


「よく頑張りました、よしよし」


と言って気絶寸前の僕を撫でてくる、ギリギリ気絶しなかったぞ!よく耐えおえ・・・吐きそう・・・


「ま、魔王様、その人間は?」


そう言って近づいてきたのは先程まで下にいた悪魔達だった、肌の色が違うだけでそれ以外は小さな角が頭から生えてるだけだった、人間とほぼ変わりないだろう


「彼は例の実験で召喚した勇者よ、今は黙ってるようだけど」


誰のせいだよ!屋上の高さから降りて吐きそうになったのは!おかげで喋る元気すらねぇわ!

そう言い返したいけど言う元気もないためこうして死んでるフリしてるわけである


「ほら起きなさい、飛び降りるわよ」


「イエッサー!」


そう言われた瞬間僕は高速で立ち敬礼した

その脅し今度からしないでくれ、ビビるし怖いから


「そ、そうでしたか・・・例の実験は成功したのですか」


そう言ったのはリーダーらしき男だった、全身を覆う鎧を着ている、腰には剣もある、あれは・・・本物だ


「スーマ、今から数時間この彼が第8師団の教官となります、少しの間よろしくね」


「はっ、了解しました」


いかにも真面目そうな悪魔だ、いい奴そうである


「さて、それじゃあ実験開始と行きましょうか?勇者」


「分かった・・・」


この展開になるまで何分かかった?

そう思いつつも第1回魔王の実験が始まった

どうですか?クスッと笑えましたか?笑わないとピーーーしますよ

では次回

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