三連続の災難
めっちゃ久しぶりの投稿・・・緊張する
私を連れ去って宣言した令嬢らしき女性、置いていくのも気が引けるため連れて行くことにする、一緒に転移出来るか不安だけど手とか繋いどけば一緒に出来るんじゃねって思ってる
山道を抜け少し歩けば草原に到着、すぐに転移が開始されいつもの風景の部屋に飛ばされる、白い髪の女性は・・・一緒に出来たみたいだ
「・・・・・・」
イスに座りこちらを真顔で見るエリザ、時々表情を変えるが何も喋らない、怖いからなんか喋って
「その子誰?」
「この人か?実は──」
隣の女性の存在を聞かれたため事情とここに連れてきた経緯を説明する
「つまり襲われているところを助けたら連れ去ってと言われた?」
「その通りだ」
「うん、分からない」
イスに座り両肘を机に置いて手に顔を置くポーズを取っていたが両手を膝に置き笑顔でそう言った、正直本人である僕でも分からない、言われたから連れてきたけどよくよく考えたら分かんない
「まずその子どうするつもり?」
「ぜひ奴隷として扱ってください!そしてムチを!ムチをぉぉぉぉぉぉ!!!」
「うぉ!?」
さっきまで黙ってたのにいきなり隣で叫びだした、そしてとんでもないドM発言、思わずビックリした、ムチの欲しさに叫ぶ令嬢初めて見た、もしかして貴族の人達ってワンチャンドM説ある?ねぇか
「よく分かんないけど・・・そうね、返すわけにもいかないし奴隷として扱う事にしましょう、ボロボロの服装からしてドレスを着てたはずだから料理とかは───」
「そんな事よりムチを!!!」
うるせぇな!?ムチ欲しさに叫ぶのやめようぜ!?後で僕がするからさ!(意味深)、ナニが言い!?望み通りムチで叩こうか!?それとも鎖とかで吊るしてから身体中叩こうか!?
「コホン、とりあえずその子預けるから好きに扱って」
「は!?」
わーお、とんでもない人を任されたよー大変だなー・・・じゃねぇんだよ!このパターン3回目くらいじゃね!?あれか!神のいたずらってか!あっこの場合魔王のいたずらか
「はぁ〜、めんど」
小さな声で短くエリザはそう呟いた、いつもの報告はどうやらしないで良さそうだ、僕もめんどくさいよ、助けなきゃよかったって後悔した、あーめんど!
「とりあえず檻に閉じ込めますね」
「っ!はいっ!」
なんで泣きそうなんだよ、嬉しいのか悲しいのか分からん顔して、ドMってこんなもん?よく分かんないだけど、ドMに会ったことないし、そう思いつつも魔王室を出て檻へ案内する、ここ数日でようやく内部の各部屋を記憶できたから案内も出来るようになった、我ながら成長したと思ってる
「そう言えば名前なんと言うんですか?」
「ドエース・ドエムと言います、ついでに言うと叩くのと叩かれるのが趣味で最近叩かれるのにハマってます」
上品で女性らしい喋り方だったが内容でぶち壊された、両手を合わせ股関節辺りに置きながら歩き喋っている、とても上品なんだが内容でぶち壊された
まず名前、根っからドSドMじゃなくて名前からドSドMだった、最近のハマりもおかしい、なんで叩かれるのが趣味やねん
「なぜ叩く叩かれるのが趣味なんですか?」
「叩くのは気持ちいいからで叩かれるのは気持ちいいからです」
結局一緒だった、特別な理由はなくただ気持ちいいからだそうだ、うん、気持ち悪い、思わず背筋凍るかと思った
それはそうと令嬢って事はどこかのお偉いさんの娘さんって事になるはずだからそれなりの事はしてるのかな?、気になってた疑問をぶつけて見ることにした
「そう言えば・・・ドエースさんの家の人かドエースさんは何か特別な事はしてたんですか?」
そう聞くと隣の女性・・・ドエースさんはピタッと立ち止まった、もしかしてとんでもない事を聞いたかなっと心配になった、トラウマかなんかを思い出させたのでは?なんて連想してしまうが次の発言でそんな事は全くの無意味だと知る
「お恥ずかしながら奴隷の販売をしていまして・・・」
「奴隷・・・ですか」
ついこの間それをしてたっぽい奴隷を実験の材料として使って殺しているが後悔はしていない、雰囲気的にこの人の家の人もそれに似た事をしてたんだろう、憤るな
そう思っていると自然と手を握りしめていた、そうゆうの嫌いなんだよな、家の事情でもない限りは奴隷になんてならないだろうにこうゆう人のせいで無理矢理奴隷になる事もある
「そうゆうのをしてると思うんです、この人を調教したら気持ちいいだろうなぁって」
「そうで・・・え?」
「でもそうゆうお仕事ですから仕方なく・・・仕方なぁぁぁくですね、お売りしてるんですよ、そしたら急に悟りを開きまして、私が奴隷になれば調教されるじゃないかって、そしたら気持ちよくなれると」
次第に声が荒くなりついにはハァハァと息を切らす声が聞こえてきた、おいおい、売り物の奴隷を見てて思う事がそれかよ!、てっきり悪者みたいな事言うと思ってたのに!
ここに来ててでもドMドSを貫くか!
「まぁ見ててそれだけを思うってわけじゃないですよ?、この人髪綺麗だなぁとか手が光ってるなぁとかいいお尻してるなぁとか」
最後のは無視するとして確かにそれは思う、現実世界での檻に入っているのに綺麗だとか可愛いとかを猫や犬に向かって思った事はあるはずだ、だがこれはあくまで商品で売り物だとも理解している
故に手が出せない、買いたくてもお金が足りないと言う事態に陥る
この人はそれに似てる、気に入った人を見つけ手を出し調教したいが売り物のためそれが出来ない、なるほどな、理解出来た
「そう思ってるともう奴隷販売したくないって思って父には内緒であの街まで行こうとしましたが盗賊に襲われて・・・興奮しました」
またハァハァと言う息をした音が聞こえるがこれも無視、理由は変とはいえ健全な理由で行動はできていた、それだけでも上出来だと思うな僕は
「と、着きましたね」
階段やら廊下やらを歩いていると檻についていた、本来ならば牢獄と言うべきだろうがなぜかここの連中は檻と言っている、理由は分かんないけど僕もそれに従うべきだろうと思いマネしている
檻の中には既に数人はいた、新入りの人に視線を向けている様子だ
「とりあえず何が指示があるまではここで住んでてください、定期的に食事を悪魔が運んでくるはずです」
「分かりました」
そう会話をすると檻の鍵を開け中に入らせてからまた鍵を閉じた、よく分からんが極限状態が好みらしいし良かったね?
さて、後処理も終わったし・・・寝るか
「明日は多分・・・騎士として動く事になるかな」
その事を報告しなきゃいけないはずだったがエリザがあれなので仕方なく今日は寝ることにする
────────
これは夢だろうか、昨日はドエースさんを檻に入れて僕はそのまままっすぐ部屋に戻ったのだが起きると草原にいた、見慣れた草原だなと思うとガラズン近くの草原、そういつもの草原だ、しかもベットごとここにある
流石に夢だろう、気持ちよく寝すぎたんだ、そう思い頬をつねるがかなり痛かったためすぐやめた
「・・・・・・???」
頭の中がハテナだらけになり訳が分からなくなった、寝起きだから状況を未だに理解出来ていない、なぜ起きたらベットごと草原にいるのか、そう思いベットから降りると膝から紙が一枚落ちた、それを拾うと何か文が書かれていた
「えっと・・・めんどくさいからベットごと転移させた・・・か」
なるほどな、確かに毎回朝起きて会いに行って少し話して転移させるってのはめんどくさい、分かる分かるよ、でもな
「僕の気持ち考えような!?」
一枚の紙にその一言が書かれていた、相変わらず意味わからん文字だったがなぜかそう読めた、不思議なものだ、まるで状況を見て悟った気分だ、どうせ理由聞いてもめんどくさいからとか言うんだろ、分からなくもないけどお前僕は大事で楽しみにしていた実験体じゃなかったかな!?なのにそんなポイ捨てみたいな事しないでくれる!?地味に傷つくから!
などと叫びながらそう考えていた
「どうせエリザだろ、これ書いたのも転移させたのも」
エリザには後で鉄拳制裁を下してやる、衝撃の事実を知った僕はそのままガラズンへ歩き出す、未だにスッキリしないこの感じは気持ち悪い、早くスッキリしたいものだな
いつもの何も無い道を歩く、山道に入りしばらくすると昨日の残骸が見えてきた、近づくとさらに分かる、血の後や馬車がそのまま、馬は・・・いないか、死体は・・・ない?、おかしいな、昨日のままならあるはずだろ、腕がない死体が、なぜ・・・そう考えると1人取り逃したことを思います、そこからは軽い連想をしたがそれしか考えられない、取り逃したやつが本部に帰ってこのことを報告して本隊か何かが死体を回収した、武器も無いことからよりそれが現実味を増している
「死体を回収するか・・・まぁ火葬とかしてるのかな」
などと考えていた、流石にこの時代の盗賊も火葬くらいは・・・と考えていた、いくら昨日みたいなゲスがいたとしても流石に仲間を弔うくらいはするだろうと、もしそうじゃないならこの時代の人間はなんて表したらいいか分かんないくらい最低な人間になる
うちのエリザみたいに大切に楽しみにとか言っておきながらポイ捨てみたいな事するみたいにな
「もし火葬目的じゃないとしたら何に使うんだろう」
大体の実験や魔法は合っていれば生き血などを使うはず、もし実験をするなら生き血ではなく死体ではなくてはならないのか、魔法ならば死体でもいいので肉体が必要だったのか、まぁ気にしたところで何も変わらない、僕はそう思い歩き出した
しばらくすれば門が見えてくる、昨日ならばサインがあってめんどくさくなるが今回は違う、この所属騎士団証明カードがあるのだからな!、見て思ったのは黒く光っているだけのカードだった事、触った感じだと母さんがよく使うポイントカードに似てるから懐かしくもある、ちなみに豆知識だと白色のカードは新兵という証拠、ある程度実績を積むと赤になり次に青、緑となって最後に黒だ、黒は幹部クラスの人間の意味がある、これは昨日ジャンヌさんから聞いた、これがあれば通れるらしいが・・・
「すいません、僕はこうゆうもので・・・通っても?」
「ダメです」
ブリブリブリブリブリィ!、なんてマイブームだったネタを心で思った、ダメやん・・・、カードを見せながら話しかけたのにダメやん
「ちなみに理由を聞いても・・・」
「お前みたいなやつが騎士団なわけないだろ!どうせそのカードも偽物だ!」
え?これ偽物なの?色が階級で黒が最高の階級だって聞いたよ?ジャンヌさんからね、つまりこれは信じてもらえてないと言う事か、もう一人の門番はこちらを睨むだけで何も言わない
「とにかくだ、不審な子供を入れるわけにはいかん、ましてやジャンヌ様の騎士団に入るなどと・・・とにかくか────」
「ナニシテルノ?」
「うるせぇ話しかけうわぁぁぁぁ!?!!?」
謎の通されない理由に困っていたが門の内側からジャンヌさんが来てくれた、表情怖いっす、地味に殺意感じるっす
「じゃ、ジャンヌ様!?今不審な子供に帰れと言ってまして・・・」
「ふ〜ん?黒のカード見せたんだよね?その時点で君達よりはるか上くらい分かるよね?ね?」
「それはそのカードが偽物で・・・」
「偽物で作れるほど安い素材で作ってないんだけど?」
ジャンヌさんがめっちゃ怒ってる、それに関しては思ってた、このカードは主に3つの素材で作られており一つずつ説明すると一つ目はクロウロコと言う、名前の通り鱗が黒色な魚だ、不思議な事にこの魚は身も黒色でかなり美味しいらしい、どのように加工しても必ず黒くなるそうだ、かなり高級なものらしい
二つ目がカードの形となる木の素材ビックストーンツリー、これは少し特殊で名前の通り石みたいに硬い木なのだが生え方が変わっており上に伸びるように育つのではなく岩のように丸みを保ちつつ地面に生えてくるのだ、そしてかなり大きいと聞いたので大きさによっては何tもあるものがあるそうだ、これも入手がかなり困難なため高級素材だ
そして三つ目、これは少し驚いた、クロウロコをペンキのように加工してカードの形に切り取ったビッグストーンツリーに塗るようにしてするのだがただ塗るだけでは高級感が出ないため特殊な素材が使われていた、しかもポイントカードみたいに若干曲がるようにしなければならないためび・・・長いから訳すがストーンツリーを少し湿らすようなものがいるのだ、その素材の名は
「シメラースエキタイは特にとても希少価値だから偽物作れるほど採取出来ないと思うけどなぁ?」
シメラースエキタイ・・・ビックリしたところと言えば名前がそのままという事、湿らしてポイントカードのように若干曲がるようにして高級感のある輝きを与える液体、それがシメラースエキタイ
昨日聞いた話によればシメラースエキタイは聞いての通りとても入手難易度が高いらしい、ほとんどは山奥の川付近で湧き出るようだが稀にそこら辺の道端にも湧き出るようになっている、そのため明らかな入手場所が不明な事もあり入手困難な液体・・・だそうだ
「だがらまぁ・・・偽物を作ったとしてもバレるし本物を作るとなっても一枚作るのにかなりの時間とお金がいる、分かるかな、作りたくても作れないようにしてるのが」
「しかし・・・!」
納得のいかない門番の騎士、もう一人の門番は並んでいる人達の対応に当たっていた、こちらをチラチラと見るが話しかけられすぐにそっちを向き直す、大して僕は立ったまま会話を聞いているだけの状況だった、正直話に割り込んだとしても僕はこの世界の情報を何一つ持ってない、あるとすれば称号持ちの情報のみ、だから割り込んだとしても邪魔になるだけだ、こんな状況ならなおさら
しかし黒色のカード1枚でかなり口論してるな、そんなに凄いのかこのカード、まぁ確かに地味に光る辺り高級感があるのは確かだ
「そうね、そんなに納得がいかないなら彼の実力を確かめてみれば?」
「ん?」
「なっ、子供相手に・・・ですか」
思わずアホみたいな声出したけど今実力を確かめるとか言わなかったか?
「子供相手にって言うけど試験を合格してるのよ?貴方が!弱くなれけばいい勝負はするんじゃない?」
貴方がの部分をかなり強調してジャンヌさんはそう言った、かなり煽るような言い方ではある、流石にこんな丸分かりな煽りに反応するような人じゃないだろ、門番のき────
「いいでしょう!やってやろうじゃないですか!」
顔を真っ赤にしながら腰にぶら下げている剣を抜いた、こんな分かりやすい煽りに乗るヤツいたんだ!雅也ビックリしたよ〜!
と、気持ち悪い感想は無しとして・・・しかし門の前で戦闘していいのか?一応一般人いるんだが・・・、そう思い列が出来てる一般人を見る
「一般人は気にしなくて大丈夫よ、私が守るから」
と一般人を庇うように僕の前に立ったジャンヌさん、なら気にする事はないかな、そう思っていると目の前に顔を真っ赤にした門番の騎士が立っていた、剣を構えて
「いつでも来い」
そう言われても・・・こっち武器持ってないし明らか不利なんだが・・・ジャンヌさんを見ても助け船は出さなそうだしな、仕方ないなんとかしよう、そう思い走り出した、間合いからして5mほど、3秒もあれば距離は詰めれた、そのタイミングに合わせ門番の騎士は剣を振り下ろす、僕はそれを斜め前左に加速して避ける、しかしそれを背中から追うように剣を振り下ろされる、だか甘いぞ、ゲームでは当たり前の技術だが時には嘘・・・フェイクを入れる必要がある
その言葉通り、僕は左斜め前から右斜め前へ方向転換をする、攻防時間はほんの2、3秒だがかなり早く時間が過ぎて行った気分みたいだ、体が早く動き過ぎるせいだ
右斜め前にフェイクを入れた瞬間すれ違う、その間に利き手ではないが左手で腹に1発軽く、軽〜く腹パンした、そしてすれ違いまた5mほど距離を取る、鎧を着ていた上の軽い腹パン、本気でやったら鎧が砕けるだけじゃ絶対に済まないやつだからこれ、さて腹パン食らった人は・・・
「うぉぉぉぉ・・・」
と、叫んだ後倒れた、え?今の効いたの?クリティカルヒットしたの?本当に?弱過ぎね?え?いや・・・え?
倒れたので近づいてみる、着ていた鎧は砕けていた、顔を近づけ砕けた位置をよく見ると腹の部分の服が若干破けていた、あれぇおかしいなぁ殴った時鎧が壊れるような音しなかったけどなぁ
「えぇ・・・」
「これで強さは証明されたかしら、そろそろ通るわよ」
そう言って近づいてきたジャンヌさんに腕を捕まれ無理矢理門を通った、しばらく引っ張られギルド施設辺りに着いた頃で手を離してくれた
「めんどくさい事させてごめんなさいね、醜い物も見せちゃって」
「いえ・・・別に・・・」
軽く頭を下げられたので両手の平を前に出しそう言った、何も知らない人がいきなり憧れる人の近くにいる、反発をもらうとは思っていたがここまでか、こうなると毎日変な疑いに対応している総理大臣をニュースで見てた頃を思い出す、可哀想にと思って見てたがその側に立つと分かる、上の立場ゆえ下の人達みたいに好き勝手言えないのだ、限られた言葉で相手が納得行くように話さなくてはならない、そう思えた
「上の立場は辛いですね・・・、生半可な思いでなるものじゃない」
「同感」
「貴方の場合無理矢理させてますけどね」
「あら、身に覚えのない罪を被せさせられたわ」
少し恨んでるからからかうように言ったが笑いながら誤魔化された、この野郎無理矢理させといてそれかよ、まぁいいけどさ
愉快な?会話をしながら歩いていると時々話しかけられる、僕じゃなくてジャンヌさんが、僕だと思って対応しようとしたらジャンヌさんに近づいていくんだよ、ジャンヌさんはそんな僕を見てニタァとニヤけながらこっち見るだけ、くっそ恥ずかしい
「ジャンヌ様・・・彼は?」
一人の男性がそう質問した、指をこちらに指して
「ん?彼は新しい副団長よ」
「はいちょっとこっちに来ようねぇ!」
そう言いながら肩を強く掴み建物と建物の間の奥に連れ込んだ、ゴミ箱や、変な扉、占い師みたいな怪しい人もいるけどそんなの無視して軽く奥へ、この辺りでいいだろうと思いジャンヌさんを壁に押し込んで聞く
「なんで副団長になってるの?」
「決定事項だから」
「なるほど決定事項か、なら仕方ないかで納得するわけねぇだろ!」
初耳なんだけど!?副団長とか!?、さっきカード1枚で揉めてたのに新人が副団長とかさらに揉めるに決まってるだろ馬鹿なの!?
はぁ〜、どうすんの・・・戻ってこの事言ってもまた揉めるやん・・・やだよもう・・・、どっちもイケる変態といい楽しみで大事な実験体とか言っといてポイ捨てみたいな事やるやつといい変な人しかいないねこの世界!
などと落ち込みながら考えていた、どうしようかと頭を悩ませていいた
「納得のいかない者あるいは反発する者を納得させるには自分がお前らより上だと証明するしかない」
「つまり?」
「何かしらの方法で戦果を上げないと」
悩んでいるとジャンヌさんがそう提案してきた、それは現実的に出来そうだが戦争でも起きない限り無理では・・・
「付け加えて置くと別に戦争じゃなくてもいいんだよ?あくまで強さを証明出来ればいいんだから」
指を立てながらそう言った、強さを証明か・・・そのうちやらなきゃ背中狙われそう、ガクブル
「さて、戻りましょうか」
「そうですね、戻りましょう」
そう言って裏路地から出るように歩き出すのだった
多分クスッって笑えるくらいのネタはぶっ込んだつもりでした、では次回