勇者召喚されたと思ったら魔王の実験でした
今回はコメディ系をイメージしました、ネタ豊富です
クスッと笑えると思います、それではどうぞ
僕・・・榎本雅也はいじめが原因で学校を休みがちだった
だから学校が嫌いになり部屋にひきこもりネットゲームやアニメなどを見ていた。
母さんや父さん、姉と弟には既にこの事は知らせている、事情を知っているから何も言ってこなかった、思い出したくもないから何も言わないでくれと僕からもお願いしている
それくらい酷いことをされたから・・・
そんな事を思うといじめられてた時期を思い出した、確かあれは高校入って数日だっけ、結構暗い性格だったから端っこの席に座っていた時数人の男子に話しかけられたためその男子達の話を聞いていた、話す度に意気投合したと思った僕は男子達に心を許していた、それから毎日学校に行き会う度に話をしてた
だがその日の放課後一人の男子が語りかけてきた
「そういや雅也、お前の趣味なんだよ?」
そういえば趣味は言ってなかったなと思った僕は正直に趣味を言った、ネットゲームとこうゆうアニメが好きだよと
好きな証拠にスマホの背景画面もこうゆうのにしていると見せた瞬間だった、話していた1人の男子が急に僕の携帯を取り上げ
「うっはーwお前こうゆうの好きなのかよ!wきっめぇwww」
「どれどれ・・・ぶっwww、お、お前も見てみろよ・・・www」
そう言って男子達は周りの人達にも見せ始めた、当然女子にも
僕の背景画像はとてもじゃないが普通の人が見て共感を得れるほどいいものは写ってない、そのため
「うわ、なにこれきも・・・」
と、このように引かれるのが当然だ
「返してよ!」
そう叫んでスマホを取り返そうとしたがまるでバスケットボールのパスの感覚でスマホを近くにいた男子に投げた
突然こんな事されればいくら僕でも泣きたくなる、だから
「何で・・・こんな事するんだよぉ・・・」
グスンと泣きながら問いかける
「何ってそりゃあ・・・お前イジったら楽しいからだよ」
そう、面白感覚でやられたのだ、話していた他の男子は
「お前に何しても何もされなそうだからだよ?」
何当たり前の事いってんの?と言いたそうな顔でそう言ってきた
周りの人達は僕を見ながら笑っている、助ける素振りを見せるのではなく笑っている
「なんで・・・こんな事を・・・」
「何ってそりゃあ!楽しいからだ!」
「・・・」
あぁなるほど・・・これがイジメってやつか・・・
そう思った僕は恥ずかしくなり教室を飛び出した、走って靴箱につき上履きから靴に履き替え外に出た
そしてただ走った、恥ずかしさをまぎらせるために、分かってしまったんだ、初めてイジメられたが分かってしまた
あれがイジメなんだと、最初からイジメるために近づいて来たんだと、そう分かってしまった
最初から友情も絆もないんだと分かってしまったんだ
(初めての友達だと思ったのに・・・!!!)
小学校から今日まで友達はいなかった、喋り相手はいても友達と言った奴は一人もいなかった、だから嬉しかった
初めての友達ができたと思った、だが現実は違った、悲しい現実が待っていたんだ、偽りの友情が
家についた僕は最速で二階にある部屋に入った
「あら・・・おかえり・・・って行っちゃった」
母さんが出向いてくれた声が聞こえたがそんなのに構っている余裕などなかった、部屋に入りベットにダイビング、枕に顔を擦り付け
「うぅ・・・ぁぁぁ・・・」
大声・・・とまでは行かないけど声を出して泣いた、夕方になるまで
異変を悟った母さんは仕事帰りの姉さんに話を聞くよう頼まれ僕の部屋に入った
「何かあったの?話してごらん?」
仕事帰りのためスーツ姿の姉さん、帰ってきてすぐ僕の部屋に来たみたいだ、こうゆう時に大人ってのは頼りがいがあるなぁ
そう実感しつつあった事を話す、すぐに姉さんが母さんに話した、そして学校に連絡、問題が発覚しすぐに対応しますと学校の先生は言い電話を切った
「なんて事なの・・・」
2人して同時にそう言った、まるでやってはいけない事をしたみたいな顔をしている、頭も抱えている
そこに僕が2階から降りてくる
「雅也・・・ごめんね・・・」
泣きながらそう言ってくる姉さんに
「いいよもう、そうゆう奴しかいないってのは分かったから」
「「!!!」」
なんだろう、思えばあの時何か心の中で壊れたような感覚がある、何が壊れたんだろう、未だにわからない
そして主犯格である男子達は家に来た、どうやら3人だけのようだ、保護者は?と思ったがこの際どうでもいい、3人の男子は自分達のやったことを誤った、笑いながら、それ見た姉さんが
「っ!貴方た─」
「姉さん、いいよ」
そう言って言おうとしたことをと切らせた、そして男子達を向き
「君達がした事を僕は忘れないよ、絶対にいつか復讐する」
睨みながらそう言った、怖気ついたか少し引き気味だった
「もう帰っていいよ、とゆうか帰れ」
そう言った瞬間走って出ていった、立ってただけなのに息切れしてたなぁ、歩きながら階段を上がる、すると後ろから
「雅也?」
「ん?なに?」
「い、いや」
そうゆうやり取りをしながら部屋に戻った、そしてあった事を忘れるようにアニメやネットゲームをした
あいつらにはシンプルな復讐方法をした、ネット上に拡散したのだ
あいつらの事を、僕のスマホにはやつらと仲良く話していた時に手に入れた恥ずかしい情報が入っている、え?何が入ってるって?あいつらの今までやってきた事だよ、全部ここにある
あいつらが、家に来た時にスマホを返してくれたがその時にこの復讐方法を思いついた
あいつらは頭が悪かった、そのため赤点を取っていた、その写真全部ネットに公開、こいつ赤点取りやがったwwwとコメント付きで
君が取ったの?とコメントもが誤解されても困るためこれは僕の友達が取りましたと返信しといた、帰ってきた返信内容?いいよ見せる、ほら・・・あったま悪いんだねぇwwwwwwだと
返信が早くて助かる、これで実感できる、復讐完了と
あいつらがどうなろうが関係ない、復讐に私情は持ち込まないと決めたいた、やってやったぞと実感した時僕は笑っていた、それこそ大声で
「あははははははははは!!!!」
笑いを堪えられなかったなぁと思い出していた時である、床に急に魔法陣が現れた、これは俗に言う勇者召喚!?
アニメや小説でしか見た事のない事が僕にも出来るのか!?そう思うとワクワクで胸が一気に高鳴る、姉さんなどが音に気づかないことから僕にしか聞こえてないという事がわかる
姉さん、母さん、弟、父さん、僕・・・勇者召喚されます
フラグが立ったような気がしたが何のフラグが分からないため無視した、そして僕の体は光に包まれ現実世界から消えました
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(眩しい・・・)
そう思いつつも光が収まったので目を開ける、すると第一声は
「やらないか?」(イケボ)
「出だし早々それか!?」
牢屋のような場所に召喚されたと思えばいきなり聞き覚えのある事言うね!?、普通勇者召喚されたらおぉ、よくぞ参られた的な事言うおじいさんや綺麗な女の人がいるよね!?無駄にいい声でそれ言わないでくれる!?
「おいおい、勘違いすんなガキ、やらないか?じゃなくて殺らないか?って俺は隣のこいつに言ったんだよ」
そう言っているのは・・・異名な姿をしている怪物だった
体長は2m近くあるだろうか?皮膚の色が紫色である、頭に触覚的なの生えてる、口に牙生えてるし・・・てか隣のヤツも同じような見た目してんのな・・・しかも体ムキムキっておま・・・狙ったよな?
てかこの異常な姿のやつって大抵・・・
「あんたら・・・悪魔だよね・・・???」
汗をかきながら既に何かを察していた僕、つかこれ・・・死ぬやん
勇者召喚されて早々死ぬやん・・・
「へぇ・・・いきなり召喚されれば慌てると思ったが案外冷静だなよし、殺るか」
「そうだね・・・ってダメだよ!?魔王様直々の命令なのに破ったら何されるか分かんないよ!?」
「・・・ちっ」
「・・・」
愉快な悪魔もいるなぁ・・・って今魔王様って言った?
「はぁ・・・落ち着いているから説明させて貰うけど僕達は魔王様の命令で魔王軍初の勇者召喚をする事にしたんだ」
え?魔王軍が・・・勇者召喚・・・?
「勇者は普通召喚させると打倒魔王のために教育、または訓練するんだけど・・・うちの魔王様が逆に魔王軍が勇者召喚したらどうなるんだろうね?って言ってそこから流れるように勇者召喚の準備が進んだんだ」
えっと・・・それって・・・
「つまり簡潔に言うと・・・君は魔王軍により勇者召喚されたんだ、実験という目的でね」
「・・・」
OMG!!まさかの魔王軍に勇者召喚されちゃったyo!
「ま、もし召喚してすぐ暴れるような事があってもいいように俺らがいるってわけだ」
そう言って殺伐な言葉を言っていた悪魔がそう言った
なるほど!お前ら強そうな雰囲気してるもんな!今気づいたけど見た目完全にバイ〇ンマンだな!皮膚の色違うってだけで!
そう思っていると
「まぁこの様子だと暴れるような事はなさそうだ、一安心かな」
優しいバイ〇ンマンは言う
「戦いたかった・・・!」
なんか悔しがってる怖いバイ〇ンマンは言う
アニメのついでに小説も読んでるからこの手のネタは分かってる・・・もし当たりなら・・・
「さて、それじゃ結果報告がてら君には魔王様のところに連れていかなくちゃね」
ですよねぇ!?やっぱそうなるよねぇ!?
怖くて黙ってるしかないけどどうしてもツッコミしてしまう、これから会う魔王とか言うのもこいつらと同じならかなり嫌なんだけど
牢屋から出て手錠をされる、優しい方の悪魔いわく念のためらしい
そこから見た目が様々な悪魔を見ながら魔王のいる魔王室へと移動している、人間みたいなのもいるんだなぁ・・・と思っていると
「ん?なんだそいつ?」
と、話しかけてきた悪魔がいた、身長は・・・僕より高めか・・・
武器を背中に背負ってる・・・デカ、半端ない筋肉も付いてる、すると
「これはムッキ様、お久しぶりでございます、今魔王様の実験の結果報告をしに行っています」
「あ〜、そうかそんなのもあったな、んでそいついるって事は成功か」
「はい、一応」
などと会話してる、悪魔の喋る事なんて分からないと現実逃避をしてる僕からしたら意味不明だ
「しっかし成功すんのか、人間しか出来ないと思ってたぞ」
「私も驚きました、成功するなどと考えもしませんでした」
強い方の悪魔が今度は喋り出した、さっきみたいないい声で
とゆうか・・・ほら本来の目的忘れてません?お二人さん?
「あのぉ・・・魔王様のところには・・・」
怖くて思わず様をつけてしまう、あぁ怖い!
「おっとそうでした、では失礼しますムッキ様」
「おう、頑張れ」
ムッキって悪魔、見た目の割に優しいのな・・・つか名前!そのまんま!
魔王城をしばらく案内され、わかりやすく魔王室と書かれた看板のある部屋についた、ついにまお────
「魔王様、実験の報告にまいりました」
「入れ」
NOooooooooooo!!!
「心の準備させてくれぇ!」
「悪いね、そんな暇はない」
この人でなし!悪魔!あっこいつ悪魔やん、人でもないやん
そう思っていると魔王室に強制連行された僕は目の前にいる威圧感のある悪魔、魔王を見る
なんて言うか綺麗としか言えない、立派な角、綺麗な体、丁度いい肉付き・・・いわゆるスタイル完璧である
「さて、では結果報告を」
「はい」
あっ勝手に話進んでた
コメディ系書くの意外と難しいですね、では