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『○○な君が好き!』シリーズ

自分の影響力に気づいていない君が好き(200文字小説)

作者: 日下部良介

『残念です』

 彼女からのメール。

 たった一言だけ。

 その一言が僕を打ちのめす。


 意見のくい違いがあった。

 言い訳をするつもりはなかったのだけれど、つい、反論してしまった。


『残念です』

 たった一言のメール。

 彼女の心が僕から離れていくのが不安で仕方ない。


『ごめん』

 僕はお詫びの気持ちをその一言に込めた。

『なんのこと?』

『この前の…』

『なーんだ。気にしてないよ』

 あっけらかんと答える彼女。


 そんな彼女を僕は離したくない。


 


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― 新着の感想 ―
[一言] こうやって恋人の一言に傷ついたりしたのは何年前のことだろうか。 今はメールも打ち間違って、意味不明のときも。 いやあね、年取ると。
[一言] 素直に謝ることのできる彼と、それを広い心で受け止められる彼女。 どっちの性格も欲しいです!
[一言] 拝読しました。 鉄人が羨ましい地の文です(´・ω・`)
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