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僕は現実を噛み砕き、咀嚼する大きな顎が欲しい  作者: ときしんふらわあ
1.現実というバームクーヘンは内側の方が甘ったるい
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人には今しかないというのなら、君は明日死んでも構わないというのか。

人には今しかないというのなら、君は明日死んでも構わないというのかね。

本当にそれでいいのかね。

それは生命、命というものを粗末にする考え方ではないのか?


=> 僕は明日死んでも構わない、後悔しないという姿勢で人生を生きる。

でも、実際に明日死ぬわけにはいかない。まだ死ぬ訳にはいかないのだ。

何故なら僕には家族がいる。養わなければいけない息子がいる。

一生を添い遂げる約束をした妻がいる。面倒を見なければいけない親がいる。

自分を必要としている会社がある。そして自分の人生自身が自分に問いかけてくる設問がある。

一言で言えば、僕の体は僕だけのものではないんだ。僕の人生、僕の一生は僕一人の一存で好きにできるものでは無いんだ。

人間とは、命とは、みながみな関わりあって生きているんだ。

だから、僕は好き勝手やって生きる訳にはいかないんだ。それは一面からすると不自由な生き方、制約がある生き方のようにみえるかも知れない。

でも、自分の快楽に囚われて、自分自身に囚われて、自分の事ばかり考えて生きるなんて、結局は虚しくて、寂しい人生なんじゃないだろうか。


今の一瞬一瞬を自分の快楽の事のみを考えて生きるというのは、なんともおぞましくて、身の毛もよだつと思わないか。

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