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白菜×巫女=よく分からん

作者: ミスター
掲載日:2013/02/12

絶対ミスキャストだよ…。


文章は五円玉様が全て書きました。

挿絵はなぜか私ミスター担当。


というかぶっちゃけた話、私に絵を描かせたいがためのこの文章なのですよ…。


明らかなるミスキャスト…。


内容もよく分からんし…。


2時間ほどで書いた五円玉様の文章と、謎の全力を出し切った私が描いた挿絵。


文句は一切うけつけませんよ!もう!

そもそも絵描かないから任せてるというのに…。


まぁまぁ、扉絵からいってみましょう!


挿絵(By みてみん)

それは、唐突に。


けれど、必然に。


俺はあの日、彼女に出会った。


「・・・白菜、食べる?」


鼻の頭に泥を乗せ、手ぬぐいを首から掛け、麦わら帽子をかぶり、白菜片手に笑顔の、巫女服姿の彼女に。


「・・・は、白菜・・・ですか?」


















ここは埼玉県のとある田舎町。


この町の人口は3万人弱とそこまで大きくもなく、かと言って超が付くほどのど田舎でもないこの町。


町の西には山、東には住宅街、中央には工場が立ち並ぶこの町こそが俺、佐々木夏樹の生まれ育った町である。


現在四年制大学の一年、19歳、彼女なし(募集はしている)の俺はまさに今、学校での授業を終え、電車でこの町まで帰ってきた所である。


今は1月。日の入りも早く、午後5時現在すでに日は半分ほど西の山あいに沈んでいた。


「・・・寒っ」


冷たい北風にさらされ、身震いを一つ。


俺は首に巻いたマフラーを巻き直し、早々に木造の小さな駅舎を後にする。


ここから自宅までは自転車で10分程度。


多少気合いを入れ、俺は駅舎隣の駐輪場へ。


自宅までの道は畑沿いの道が多く、非常に風の影響を受けやすい。


故に寒さも厳しく、また風で自転車を持ってかれたりもする。


まさに冬場は地獄の道なのだ。


「・・・おしっ」


俺は停めてある自転車の前まで行き、ポケットに手を突っ込み、自転車の鍵を・・・




「へくちッ!!」



びしゃっ


「うおっ!?」


突然だった。


「ズズズぅ・・・ん? あ! す、すみませんっ!!」


・・・まあ、簡単に説明すると、


となりにいたヤツのくしゃみに被弾した。


「あああっ、す、すみませんすみませんっ!!」


ものすごい勢いで平謝りしてくる相手。


まぁ、被弾と言っても軽く唾が掛かった程度なのだが。


「あ、ああ。大丈夫ですよ」


俺はそう答えながら、くしゃみ掛けられた相手の姿を凝視、そして硬直。


・・・相手は、女の子だった。


まだ中学生・・・高校生くらいだろうか?


少し色素の薄い茶色の髪、大きめの瞳、全体的に整った顔立ちだ。


きっとどこぞのロリぺド変態さんならば、美少女にくしゃみ掛けられた! と、発狂して喜ぶところであろう。


だが、あいにく俺はノーマルだ。女の子にくしゃみ掛けられて喜ぶようなロリぺド変態どM野郎ではない。


まあ何が言いたいのかと言うと、相手はかなりのカワイ子ちゃんだということだ。


そして・・・だ。


「ホントにすみません! 服、クリーニング代お支払します。えっと、コートだと代金は・・・」


「ああ大丈夫大丈夫! このくらい平気だよ、気にしないで」


・・・俺が彼女の姿を見て硬直した理由。


それは、彼女の服装にあった。


・・・白、赤、白、赤、白、赤、白、赤、し・・・


「・・・あのー?」


「ん? あ、いや・・・」


日頃ほとんど見かけることはないであろう、彼女の着ている服。


袖にやたらゆとりがあり、腰のまわりを帯でぐるぐるに巻き、そしてなによりもその色が。


こ・う・は・く!!


つまりは、よく初詣とかで神社で目にする、あの、いわゆる・・・


MI・KOさんの着ている、あの服だった。


「・・・すげぇ」


小声ながら、俺にとっては非日常のその服についつい感嘆の声が出てしまう。


ってか、これホンモノ?

生で初めて見たわ。


「・・・何か?」


気が付くと、俺は彼女の服に見とれていたらしく、なんか彼女の目が訝しげな感じになっていた。


「・・・なんでさ」


・・・俺は昔から、気になることはすぐに聞くタイプの人間だ。


気になったことは解決するまでとことん調べたり、聞いたり。


気になったものを気になったままにしておくとか、絶対無理なタイプ。


だから小学生の時に友達が


『知ってるか? 女って大きくなると“せいり”ってのが起こるらしいぜ?』


『・・・整理?』


今考えると男の子的に触れてはいけない、そんな話題なのだが、まだ無垢で何にも知らない俺はその好奇心と性格から母親に


『ねぇ、女の子のせいりって何?』





・・・なんと恐ろしい俺の歴史。


あの時の母親の何とも言えないあの顔は10年以上経った今でも忘れられない。


ああ、無垢とはなんと恐ろしい・・・


おっと、話がずれた。


とにかく、俺は結構相手の心情などを考えずに何でも聞いてしまう人間なので、もちろん


「・・・なんでさ、キミ巫女服?」


ストレート一発。


そう聞いた直後に少し後悔。


さすがに初めての相手に対してストレート過ぎたかな?


ちょっと変化球的な、ストレートではなくスライダーでいった方がよかったかな?


そう考えていたら、彼女は、すぐさま、一言。




「あの、白菜・・・食べます?」




「・・・え?」


なんか斜め上をいくような、そんな回答が返ってきた。


野球でたとえるなら、右寄りにスライダー投げたら左に2ベースヒットを打たれた的な?


ってか、俺の質問に対しての答えになってない。


質問を違う質問で返された。


「・・・え? 白菜? え?」


「はい。白菜、食べます?」


・・・彼女は笑顔でそう言った。


挿絵(By みてみん)













服をくしゃみで汚してしまった。


だが、相手は気にもとめず、大丈夫だと言った。


だが、こんな無礼をはたらいといて、何もなしでは申し訳がたたない。


・・・そうだ、ならお詫びのしるしとして・・・










「うち、神社でもあり、白菜農家でもあるんです!」


「は、はぁ・・・」


町の西、山々が所狭しとひしめくこの地域に、一件の神社がある。


この町で一番大きく、学問の神様が奉られている神社。


初詣なんかでは毎年混み合う、地元じゃ有名な神社だ。


「うちの白菜、とっても甘くておいしいんですよ!」


「へ、へぇ・・・」


・・・あの駐輪場でのくしゃみ騒動の後。


別に大丈夫だよ、平気だよ、クリーニング代いらないよ、の俺に待っていたのは、彼女の笑顔と


『じゃ、じゃあせめてうちの白菜をっ!!』


だった。


意味がわからない(迫真)


ちなみに彼女の名前は、


『あ、すみません。おじいちゃんが知らない人には名前をおしえるな、とキツくいわれてまして・・・』


聞いた結果がこれだ。


彼女の名前はあ、すみません。おじいちゃんが知らないh(ry


とにかく、彼女はそんな知らない人を家に招待しようってんだから凄い。


きっとおじいちゃんお怒りになるよ、多分。


あ、言っとくけど最初は断ったんだよ? 彼女の家への家庭訪問および白菜の授与。


けど、彼女はお詫びにどうしても白菜だけは受け取って欲しいと言ってきた。


それをさらに断ったら、


『じゃあ今ここできゃーちかんよーたすけておまわりさーん・・・って叫びますよ?』


・・・逆に脅迫された。


本当に意味が分からない。


ワァイ?


ってかこの子何? もしかして危ない子? そんな感じの子?


とにかく冷静に考えた結果、ここで彼女に叫ばれると俺が立場的に無実の前科一般になってしまう恐れがあると判断。


ここはあくまで冷静に。


で、だ。













「ここがうちの神社です!!」


「うん、知ってる」


この町に住職が住んでる神社はここしかないからね。


立派な木造建築物、神社。


聖徳太子もびっくりだぜ!


「ここの裏が、白菜畑になってるんです!」


「へぇ・・・」


それは初知り。


「うちの白菜、本当に甘いんですよ! 糖度はまさかの15!!」


「マンゴー並み!?」


「ふふっ、さすがにそれは冗談ですけどね!」


「・・・・・・」


うぜー。


なんなのコイツ?


「・・・私は神社の巫女兼白菜農家の跡取り娘なんです!」


「また改めた自己紹介を・・・」



















神社の裏手にやってきた。


「これが自慢の白菜畑です!!」


彼女と俺の目前に広がっていたのは・・・


「うおぉ・・・」




ま・さ・か・の!!






「第一結界突破! 帝覇軍損壊20%!!」


「焔纏の言霊を現せ! 朱雀の力で対抗せよ!!」


「南第一班、帝覇軍第一小隊と交戦開始した模様。王牙隊長と水面屋副隊長第二解放要請出てます!」


「統括! 敵軍魔爪風発射用意を確認しました」


「絶対に第二結界だけは死守しろ! 絶対にこの地を帝覇軍なんぞに渡すな!」







神社の裏


まさかの、せ、せせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせ


「戦争ぉぉぉぉぉぉぉ!!!??」




空は紅く、血のように暗く


山はただれ、木々は姿を消し


大地は黒く、人々の亡骸と黒き血に染まり


人々は、異形の何かと、戦っていた。


「な、なんだこれは・・・」


俺は、固まる事しか出来なかった。


今、目の前で起きていること。


理解の範疇を超越していた。




「統括、防御血聖説第一章詠唱開始します!」


「砲撃用意!! 目標は西58、ホーダディの黒腸!!」


「破壊の札が残り僅か! 火炎から雷撃へ攻撃を変えろ!!」


「第五小隊全滅! 窯拿隊長戦死確認・・・」


「マズい、このままでは現実世界にヤツらがっ!!」






「・・・これは戦争です」


彼女は動けぬ俺に対し、笑顔でそう言った。


「異世界から侵略してきた異形の存在。私たちは日々、それらと戦いこの世界を守っているのです。」


「・・・・・・・」


「・・・そう、ここはハクサイ畑。はくさい、伯斎、伯斎統括の戦畑!!」


「・・・・・・・」


「さあ、ともに戦いましょう!!!」












































「意味が分からない!!!!!」


ダメだよこれ。

明らかにミス企画だよ!


なぜ白菜なのかいまだ謎…。


というか文章に関しては私が突っ込みたいです。


きっと読者様は挿絵に突っ込みたいんでしょうけど…。



では、見かねた上杉姫虎さんが描いた扉絵でも…。


挿絵(By みてみん)


そうなんですよ。

扉絵のあれ、背中向けてるんですよ?


耳の色がおかしいのは影つけようとして技術が足りなくて止めた名残です。


絶対おかしい。


本文中のは気力がなくなってきまして…。


扉絵とは明らかなる別人…。


というか主人公にいたっては一コマ目と二コマ目で別人疑惑。

というか腕どうなってるの?


我ながら突っ込みどころ満載ですわ。

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[良い点] 挿し絵の個性が光っている。 [気になる点] 耳がない [一言] 耳は必要
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