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【夕刊シチ】デイリー両晋南北朝  作者: ヘツポツ斎
【〇一月】二八〇年〇三月~三〇九年〇七月

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2/22

【1日】280年03月~281年01月

【280年03月~281年01月】

資治通鑑原文4048文字(99/365位)


【登場人物】

・メインキャスト

 司馬炎-1/11

 司馬衷-1/29

 劉淵-2/2

・準メインキャスト

 賈充-1/3

 孫皓-1/4

 司馬倫-1/23

 張華-1/22

 杜預-1/6


【できごと】


天下統一! 早速の不協和音!


 184年の黄巾党の乱より始まった三國志の英傑たちの話は他の企画に譲り、本記事はこの日より始まります。司馬炎率いる西晋による、天下統一! とは言えこの天下統一事業も二大先遣隊である王渾と王濬が不和を起こしています。両軍が同時に呉の都に乗り入れるべきだ、としたところ、王濬が先走って上陸、占拠してしまったのですね。


 やってきた王濬に対し、呉の末帝、孫皓は手を縛り棺桶を引く儀礼をもって降伏しました。ここで呉は滅亡しますが、王渾はさっそく王濬の糾弾をはじめます。王濬もこれに反論、両名の議論は都の洛陽に持ち帰られます。ついでに孫皓も洛陽に引っ立てられました。最終的には王濬は罪に問われず、呉滅亡の功績を受けました。とは言えこのあと両名の諍いは長く尾を引くことになります。


 さて、孫皓。降伏し、洛陽にやって来たとは言え、そこは機知で知られた呉の皇帝。司馬炎より「いつ降伏するかと思っていた」と言われれば「臣も南でそのように思っていました」と返し、賈充より「あなたの酷刑がひどすぎると聞いていたが」と聞かれれば「皇帝に対する不忠に相応しい刑ではないかね、そなたにも相応しい刑だと思うが」と返しました。これは過去、賈充が魏の皇帝を殺したことを当てこすったものです。両名ともそれ以上何も言えなくなってしまいました。


 とは言え、これで戦乱の世は終わりました。なので武帝はさっそく軍縮政策をとります。そして戦乱で減った労働人口を異民族にて充填しました。この両政策はともに臣下から猛反対を受けますが、武帝はすべてを握りつぶします。


 世界は平和になりました、ハッピー・エンド! と言えればどれだけよかったのでしょうね。しかし結果は、漢の次、即ち唐の安定を手に入れるまでに、この一年で概括する地獄を経ねばならないのです。



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