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ばかだった

作者: 雨宮雨霧

ねぇ、

そう問いかけても

ねぇ、

そう声をかけても

ねぇ、

起きてよ

ねぇ、

話そうよ

ねぇ、

どうにもならないの


君が居なくなるんだったら

君が目を覚まさなくなるんだったら

もっといっぱい

もっとたくさん

愛してるって

大好きだって

言ったらよかった


気付くのが遅かった

遅すぎたんだ

本当にごめんね

君と過ごしたあの日々は

僕の、僕の

宝物だからね


君は冷たくなってしまって

君はもう二度と目覚めなくなってしまった

もっといっぱい

もっとたくさん

月を見上げて

綺麗だねって

言ったらよかった


気付くのが早かったら

早く気付けたら

本当にごめんね

君と過ごしたこの日々は

僕の、僕の

幸せだったよ


ねぇ、

起きてよ

ねぇ、

遊ぼうよ

ねぇ、

空が綺麗だよ

ねぇ、

歌おうよ

ねぇ、

寂しいよ

ねぇ、ねぇ、

どうして、どうにもならないの


君が笑うなら

君が幸せなら

君が元気なら

僕は前を向けなくても

少しだけ生きてみるよ

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