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バカ4人とサイコパス1人が都市伝説を滅ぼすらしい  作者: キチ右衛門
特別編 反省会
4/60

反省会 特別編

ターボババア編から闇の暗殺者07編までのゆるいネタバレが含まれているので注意してください。

「なんで俺等あんな、高校生に殺されたんだろ。」

さとるくんが言う。

「しょうがないわ、犯罪者よ?」と花子さんがあきらめたように話す。

「私たちも犯罪者よ、人権ないけど。」口裂け女が悲しそうに言う。


ここは天国でも地獄でもない、反省場所だ。

消滅した都市伝説は全員反省場所に飛ばされて反省させられる、永遠に。

しかし、そんなに苦しい空間ではない。話し相手もいるし、テレビのモニターでこの世を見下ろすことができるから暇を持て余するような場所ではないのだ。


「カタカタ、カタカタ。」

「マジにマネキンみたいだな、この表情のない女って。」

さとるくんが言うと、表情のない女はさとるくんにむかって「お前調子乗んなよ?殺すぞ糞餓鬼?」と囁いてきたのでさとるくんは「あ、ごめんなさい.......。」と小さな声で謝った。


「さとるくんと私ってキャラかぶってない?」

いきなりメリーさんが爆弾発言をした。

「いやぁ、それはちょっと駄目ですよ。それに触れるのは。」

さとるくんは焦りつつメリーさんをなだめた。


「いつまで走ってるつもりなんだい?」夢男がずっと走っているターボババアに聞く。

「止まらない、足が動かなくなるまで。」とは名言を残して走り去っていった。


「反省って言っても何を反省していいのか分からなくないか?」

夢男がみんなに聞く。

「たとえ反省してもずっとここにいるんだから意味なくね?」と口裂け女が言う。

「まぁ取り合えず、俺等を殺した4人組でも見るか?」とさとるくんが提案する。

「そうだな.......っておい。このフードの男!」

都市伝説全員が気付いた。



このフードの男が何者かを。




反省会その2に続く。

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