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I・N・M  作者: 田所
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解説




 事の発端は1919年…まだ今現在より遥かに劣る科学技術しか存在しなかった時代。ある一人の男はある説を唱えた。

 その男の名は三浦。まだ科学者として無名だった三浦は空気について研究していた。そして──


「空気にはまだ発見されていない気体がある。」


後に『1919MUR説』と呼ばれる発言である。

私達の身の回りに存在する空気。その比率は窒素80%。酸素19%。二酸化炭素0.3%+その他。


三浦はその『その他』の項目に目をつけたのである。初めは誰しもが聞こうともしなかった。しかし三浦には確信があった。


そして、2001年8月10日

 日本を代表する科学者遠野によって、ついに三浦の説は証明された。


「確かに存在する。未知なる気体が…!」


日本を代表する科学者が発言したことにより、全世界が注目。世界各国の科学者が日本に足を運び、共に研究する。という約束を掲げた。


 気体の名は『IMAGINATION MATERIAL』


 通称 『INM(いんむ)


 そして翌年、INMの抽出に成功。エメラルドグリーンの輝かしい液体はINMの名の元に全世界に広がった。


 さらに翌年 INM研究チームはあることを発見した。


 『INMを構成する元素が血液型と似ている』


 という発見である。研究者たちは実験用のマウスを使い、INMの液体をマウスの血液中に注入。


 するとマウスは、火を吹き出したり。帯電したり。様々な現象が起こった。


 まるでSF。空想でしか起こりえなかった現象が遂に現実に。


 さらに人体実験でも成功。こうして魔法は空想から現実へと変わっていった。





 そして2018年。全世界でINMの導入がされ。世界の9割が魔法を持つ時代。魔法という存在が、日常に溶け込み、生活と一体化した時代。様々な魔法が生活を便利にさせ、より豊かになる世の中で、あることが熱狂的に流行り始める。


それは 『HIB(はくしんいんむばとる)


 INMを使った闘いである。ボクシング、ムエタイ。様々な格闘競技がある中でINMを使った闘いは、群を抜いて人気になった。


 世界大会が開かれ、優勝者には多額のマネーとたくさんのスポンサーが付く。人々は次第にHIBのトッププレイヤーを目指すようになった。



 

よお。

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