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GAME OVER  作者: 夜
1/1

ネトゲ廃人の俺

世の中には真面目に学校行って、そのままちゃんと働くやつがいる。そいつらは毎日の仕事をきちんと取り組むかわりに給料をもらって生きていく。

大半の人間がそうやって生きているだろう。

たが、世の中にはちゃんと働かずに生きるやつもいるわけだ。

そういうやつはだいたい家に引き込もって一日のほとんどをパソコンの前で過ごしている。

何をするのかっていうのはわかると思うがゲームだ。

RPGやホラー、FPSゲームなどなど。

働かないやつはだいたいこれらをしながら過ごしている。

俺らはいわゆる『ネトゲ廃人』というやつだ。


ここで問題になるのは金だ。

ゲームに費やすお金などどうしているのか。

最低限必要なのは食費、通信費とかだが、どうやってその金を手に入れるか。

ひどい奴は莫大な借金をしながら生きているやつもいるし、親に金を貢がせている奴らもいる。

だが、俺はそのどちらにも属さない。

俺を含む何人かはネットを使って稼いでいる。

ゲームの攻略サイトを作ったり、動画サイトで動画を投稿したり。

そんな感じで俺らは最低限の生きていくために必要な金を稼いでいる。

言えばこの時代、真面目に働かなくても生きることができるのだ。

俺らからみれば真面目に働いてる奴は馬鹿みたいなものだ。

まあ、俺らニートからこんなことを言われたら真面目にやっているやつはガチギレするだろうがな。

真面目にやってる奴らは俺らニートをゴミ扱いしやがる。

働いてるからなんだよ。働いてるから偉いってのかよ。

そう言いたいがニートが言ったところで軽くスルーされるぐらいだろう。

まあ、俺はここまでいろいろ言ってきたが実際外にでたときに何もいうことができないんだよな。

コミュニケーションの問題もあるし、立場てきにもだ。

はぁ。どうしてこんなことになったんだろうな。

俺がまだ中学生くらいのときはこんな生活は嫌で、ちゃんと勉強してきたのにな。

俺も人生を間違っていなけりゃこんなことにはなんなかったのにな。






「疲れた~」

俺はパソコンの前で一人呟いた。

さっきまでつくっていた攻略サイトの記事が完成したのだ。

これを公開すれば多少の金が入ってくるかもしれない。入ってこないとかなりやばくなるけどな。

俺はパソコンに表示されている時計を見た。現在は14時。

そろそろ寝るか。

俺はパソコンをおとしベッドへと向かった。

ベッドに横たわると自然にまぶたが落ちてくる。

ああ、寝るのはいつぶりだろうか。

何日かオールしたが、正確に何日くらい寝ていないのかを思い出すことはできなかった。

こんな生活を送っているといつからか時間とか日付とかは気にしなくてよくなる。

そんなことを考えてる間に俺は深い眠りに入った。


気づくとそこは暗闇の世界だった。

俺はRPGゲームとかでよく見かける装備を身にまとっていた。

そしてすぐそこにはネットで知り合った友達がいた。

俺は声をかけようとそいつに近づき手を伸ばした。

だが指の先端が彼の体に触れた瞬間、そいつは砂のように体が崩れ落ちて跡形もなくなった。

なんなんだ、これは。

俺は少しその辺を歩いてみることにした。

すると他の友達がいた。

だが俺がそいつに触れた瞬間、体が砂になって消えていく。

なんなんだよ。どうしてみんな消えていくんだよ。

他にも何人にも会った。

そのたびにそいつらは消えていった。

どうして消えるんだよ。

待ってくれよ。

これじゃあ、俺、ひとりぼっちじゃねぇかよ。



そこで俺は目を覚ました。というより起こされた。

俺の部屋には幼馴染みの春花がいた。

「はぁ………なんで今寝てんのよ……今何時だと思ってんの?3時よ!もう、ほんとに意味がわかんない」

俺、まる1日も寝てたのか。

それにしてもだ。

「なんでお前が勝手に人の家あがりこんでんだよ」

「なんでって、私が先生に頼まれて仕方なくプリントを届けにきたのよ!」

「仕方なくって、用がなくてもたまに来ることあるじゃねぇかよ」

「そ、それは……」

俺が言うと春花は言い返すことができなくなった。

どうしてだろうか。

「そ、そんなことより!あんた、学校来る気ないの?みんな来てほしいって思ってるよ」

「んなの思ってるやつなんていねぇよ。俺が行ったところで何か変わるわけでもねぇだろ」

「……そうかもしれないけど………」

「なら俺は行かねぇよ」

「はぁ、やっぱりかあ……」

「でさ、用が済んだならとっとと帰ってくれるか?こっちも忙しいんだ」

「……わかったわよ……じゃあ、また来るから」

そう言って春花は部屋をでていった。

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