予告
「兄貴~、この間作者と会ったんだけどさ~」
妹の白石 由梨がソファに寝転がりながら口を開く。それをキッチンで聞いていた兄の白石 健二は相槌を打つ。
「なんか『俺の妹が《レズビアン》な件』の第2期が始まるらしいよ」
「へぇ~。しかしなんでまた」
「なんでも初投稿から1年たったしPV数が2000件超えたらしいからその記念だってさ」
「へぇ、で、本音は?」
「百合成分が少なかったらしい」
うん、そうだと思ったよ。と。
「1期はどちらかというと私が欲望のままにネタを広げてそこに兄貴が突っ込みいれてただけだったじゃん?だけど2期ではもっとレズレズさせたいんだって」
「レズレズさせるっていうパワーワードだよ…。 で、撮影は何時から始まるんだ?」
「今日だよ?」
「へぇ~。 ———って今日!?」
「しかももう始まってるよ?」
「もう始まってるの!?」
健二はどたばたとキッチンからリビングに向かって走ってくる。それもそのはずだ。急に撮影が始まっているなんて言われたら慌てるにきまっている。
「でもあれ?作者ってまだ連載持ってただろう?その辺はどうなるんだ?」
「あ、そのことなんだけど。この作品の続編的な立ち位置の“夢の欠片”は打ち切りにするんだって。同じく“生まれる世界を間違えたので、ちょっと異世界行ってくる”はあと数話で終わらせるんだって」
だって続きが思いつかないからモチベーションが上がらなくって…ね?
「今何か聞こえたような気がするが…。 まぁ何はともあれ由梨、いつまでもそふふぁに寝てないでシャキッとしたらどうだ?」
由梨は依然ソファに寝転んでいる。それを指摘されてなお正す気はないようだ。
「もう何か今さらじゃん?だからいいんじゃね?」
そういうものかなぁ…。
「うぅ…ん。まぁいいか。 何はともあれ“俺の妹が《レズビアン》な件”第2シーズン開始します!今回はどちらかというと予告的な感じになってしまいましたが次回からはきちんと本編が始まります。作者曰く第1シーズンでできなかったレズ要素をもっと増やすそうなのでそういったものがお好きな方はご期待ください!ちなみに誠意作成中ですので投稿はやや時間がかかってしまうかと思われますが、なにとぞ心待ちにしていただければ幸いです。それではこのあたりで今回は終了します。乞うご期待ください!」