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俺の妹が《レズビアン》な件  作者: 嶺上開花
第1シーズン
2/19

麺食い女子について

「兄貴… 拉麺食べてる女の人って、どう思う?」

いきなり妹である由梨にすっとんきょうな事を聞かれ、健二は「はぁ?」と眉を歪める。

「いやだから、拉麺食べてる女の人ってどう思うかって聞いてるんだよ」

…やはり何度聞いても分からない。

「どうって… まぁ、女の人でも拉麺くらい食うだろ」

「分かってないなぁ兄貴。 私が思うに、拉麺って言うか麺類を啜ってる女性ってエロいと思うんだよ」

「待て待て待て待て!!どうしてそうなった!?」

今由梨はなんと言った?『麺類を啜ってる女性はエロい』?こいつ本気で言ってるのか?と混乱している健二に由梨はため息をつきながら説明を始め出す。

「だってさ?啜ってる時ってしゃぶってるように見えるじゃん。だからエロく見えるんだよ」

「成る程、分からん。 …ちなみにしゃぶってるって、何を?」

嫌な予感がしつつも一応とばかりに聞いてみる。

「何って、もちろんちんk…」

「やめろ!それ以上言うんじゃない!」

「じゃあ男こn…」

「違うそうじゃない」

由梨は言おうとする言葉を次々に遮られ、頬を膨らませて見るからに不貞腐れる。

「なんで言い切らせてくれないの?」

「この小説がR指定かかってないからだよ」

「なにそれ理不尽」

「知らん。文句なら作者に言え」

え、こっちに振るんですか!?

「ちょっと!何でR指定かけなかったの!?これじゃあ女の子と○○○○とか《自主規制》とか (見せられないよ!)出来ないじゃん!!」

え、だってそんな予定無いですし…

「な、何だってぇ!?」

「そんな驚くことか?」

そ、そうですよ。健二さんの言うとおりですよ。

「兄貴、このままじゃ童貞卒業できないよ?」

「おいこら作者ふざけんじゃねぇ」

ちょ!?貴方まで敵に回ったら収拾つかなくなるじゃないですか!

と、兎に角。今日も一日、えぇっと穏やかな一日は過ぎていくのでした!

「あ!あいつ逃げた!」

「待てコラ作者!」


-to be continued-

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