アイハイロードへ続く道で
ここまで読んでいただいて感謝いたします。
ではでは~
タコーは拘束され連行されていた。
「コラー、うまー、アニキの手を離せー」
「あらあら、オークのバカ力だとタコー様がケガをするわ」
「アニキは強いからボクが甘えたって、なんともないよーだ!」
「オークって、頭がおかわいそうなのね」
「うまー!ここで決着つけてやる!」
「ふふん、わたしとて手加減し損ねることがあるのよ」
ふたりはタコーから離れ、身構えた。
ビシシ!
「痛ったー」
「むー」
ふたりは手刀を入れらた頭を押さえる。
「お前タち、俺を挟んでケンカするな。やかましい」
タコーは、口論が始まるまで腕を抱えられ、ズリズリと引きずられていたのが、結構煩わしかった。
「アニキ、怒っちゃヤダ」
「タコー様、お叱りはこの身で償いますので、その、良ければ今からでも・・・」
「コラー!このインランうまー!」
「フフン、ココモだって彼女に遠慮してるんでしょ?」
「な、・・・」
ふたりとも黙って、タコーを上目づかいで見ていた。
「若いんだな、お前ら」
「なによー、アニキだって若いでしょ」
「おいおい、俺は女だったら、孫がいてもおかしくない歳なんだぞ」
「「え?嘘」」
「何が嘘なんだよ」
「だって、アニキはジャルーンさんくらいでしょ?」
「アイツ、いくつなんだ?」
「20才くらい」
「おいおい、俺はココモの倍くらい生きてるぞ」
「タコー殿はやはり人外だったのか?」
話を聞いていたキャサリアが思わず質問してきた。
「なんで、人外なんだよ。俺は若く見えるだけだよ」
「ドワーフの類か?」
「だから、人族だって。それも身体も弱い部類だ」
= = = = =
「コッカ、キャサリア、尾行しているヤツはどうしたらいいと思う?」
「そうですね。早々に始末するのが良いと思います」
「あ、あのですね。あの者は外交館で見かけたことがありますので、身元の確認をしたいのですが?」
「そうか、キャサリアの立場もあるから、身分を確認してきてくれ」
「アニキ、ヘインリー卿に命令したらダメだよ」
「おお、そうだな。これは失敬。キャサリア様、お願いできますか?」
「あ、あの。今さら、そのような仕打ちは止めてください」
キャサリアは、コッカの方をちらりと見た。
「あら、わたしになにか?」
「あの、わたしは皆さんと同行します。それで、タコー、殿は無罪だと証言しますので、その・・・」
「何?」
「何かなさるときは、教えていただければ、席をはずしますので、ごぞんぶんに」
「わー、アニキ!この金髪うま、大胆なこと言ったよー」
「コラコラ、チャカすんじゃない。逃げない思ってると言ってくれタんだろ」
「あー、そういうことなんだ」
「じゃあ、聞きに行こうか?」
「は、はい」
尾行者に向かって歩き出す。
尾行者は逃げていった。
「ウーム、これって、やっぱり暗殺か」
「い、いえ。我が国は裁判は公正に行われますので」
「だから、誰かさんが俺を殺しタいだけだな」
= = = = =
「厄介だな」
「どうしましょう」
「この馬、つぶして逃げようよ」
「ヒィーーー、ココモ様、ご勘弁を」
「尾行者は敵だしなぁ、さっさと処分したいんだが、近寄ると逃げる、か」
「おそらくは、暗殺専門でしょうね」
「アニキ、囮になるなんて言わないでね」
「あのー、決めつけるのはどうかと」
「アニキ、コイツやっぱりつぶそうよ」
「わたしもココモに賛成です」
「ヒィーーー、おふたり揃ってそんなことは言わないでください」
「キャサリアをどう処理するかは、暗殺者の後だ」
「タコー殿、あなたまでそんな」
がっくりと蹲る金髪ケンタウロスだった。
= = = = =
「そこでだ、キャサリアを始末したいと思う」
「ヒィーーー、タコー殿がそれを言うと」
肩を回し、首をゴリゴリと鳴らして準備するココモ。
パカパカと足場を整え、静かに構えるコッカ。
ふたりの殺意に遠慮はなくキャサリアに向けられる、
「コラコラ、待て待て、落ち着け」
タコーの言葉にきょとんとするふたり。
「俺の暗殺が目的だろ?じゃあ、キャサリアに自身は目撃はされたくない。じゃあ、キャサリアが居なくなると?」
「すぐに行動を起こす?」
「どう思う?」
「うーん、いかがでしょうか?キャサリア殺害の罪を着せてきませんか?」
「そこだ。ヤツはキャサリアの話が本当なら、外交館に汚れ仕事で雇われている。だったら、仕事そのものが失敗だと他で仕事ができなくなる」
「あー、何が何でも殺しに来る」
「そう、ココモ、結構鋭いな」
「えー、アニキ、そんな目でボクを見てたの?」
「うーん、ただのエロ娘って見てたかも」
「もう、アニキ、そこに寝なさい。もいじゃうから!」
「ココモ!もいじゃったら、ダメでしょ!もう、オークとは縁を切ってくださいまし、タコー様」
頭に蹄の痕が残ったココモが気絶していた。
「と言うことで、暗殺者が協力しない場合、処分する」
いかがでしたか?
キャサリアがいじられ役として定着しそうです。
コッカの正体をいつ書こうか悩みます。
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次話をお待ちください。




