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序章
目覚ましが鳴り響き目が覚める。
いつものように伸びをし窓を開けると、ついこの間までは冷えていたはずの風が生ぬるい風となり顔を覆う。
トントンと軽くドアがノックされる
「ご飯できたから起きろだって」
その一言だけをいい、妹は下に降りていく。ブカブカの制服に身を包み、ドアを開け、階段を下りていく
ダイニングテーブルを見ると朝食がもう並ばれていた。父がいただきますを言うと妹と母もそれに続いく。
俺は一番最後に合掌をし、食べ始める
「お前もう、部活は決めたのか?」
父がしんとしている静謐を破り口を開く
妹は小学生からやっているテニスをやるつもりらしいので、この問いかけは俺に対してのものだろう
「いや、まだだよ」
「何度も言ってるが、文化部はだめだからな」
「分かってるよ」
幾度となく繰り返された会話。自分の言葉に意志を感じられない。機械のように言葉を紡ぐ
「ごちそうさん。じゃあ行ってくるよ」
「気を付けて行ってくるのよ」
「分かってるよ母さん。」
会話を終えるとバッグを持ち外にでて、学校へと歩いていく




