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空想の魔物と超能力者  作者: のほほほほ
第1章:テロリストと創司
9/18

創司の平穏は無くなった。

グダグダ回。

創司の一日は朝の起床後、ランニングをするところから始まる。


現在時刻は5時30分。5キロほど走ってくるかと創司はジャージを着て家を出た。



「創ちゃん遅い!」



家を出ると雫が待ちかまえていた。これはいつもの事なので創司はスルー。



「悪い、遅れた」



創司は一言雫に謝り、軽くストレッチする。



「じゃあ行こ?」



雫は創司の方を向いて、小首を傾げながらそう言う。


創司は不覚にも可愛いと思ってしまうが、頭を振り思考を追いやってから走り出す。



「待ってよー」



雫は慌てて創司を追いかけていくが、如何せん創司は速い。何とか創司の横に並び走る。


いつものように走った後ね創司の家でシャワーを浴びる雫。警戒心がないのか?と創司は思うが、それが雫なので考えるのをやめ朝食を作る。

今日はベーコンエッグとバタートーストだ。


そして今日も学校に行くのであった。







「雫、これは一体何事だ?」

「わかんない」



創司の問いに首を振って言う雫。


教室の全員はいきなり創司に近づきガヤガヤと話しかけだしていた。

今の時代、就職などでも『幻想』の成績云々で良いところに行くかどうか決まる。大体の人間が打算などで話しかけているのだろう。



「ああ~、悪い。席に座りたいんだが…………」



創司は困った顔でクラスメイト達にそう言う。


全員、道を開けてくれるが席に着いた途端色々話しかけてくる。


創司はウンザリした顔で対応している。対応するだけマシだろう。


全員創司の『幻想』が身体強化系だと思っているのだろうが、それは間違いである。これはもう少し先で説明する事になるだろう。


だが、身体強化系の能力でも重役に就く事はある。


だからこそ創司に話しかけるのをやめないクラスメイト達。


創司はチラッと隣の俊和を見る。どうやらあちらも話しかけられすぎて疲れてしまったようだ。


創司の平穏は無くなったと言って良い。


創司は窓から空を見る。ーーーああ、今日も空は青いな…………。

等々現実逃避する創司であった。

もう少し戦闘を入れたいのですが、なかなか思いつかない。

どうしたものか…………。


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