表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

世間知らずの我が儘姫は、強気を武器に生きていく

作者:まあく
 ベルクール王国第二王女であるセレスティーヌは、見知らぬ他国の王子から求婚の手紙が届くほどの美貌の持ち主。しかし、その中身は世間知らずで我が儘なお姫様。機嫌を損ねた相手を言葉の刃で徹底的に追い詰めてしまう、たちの悪い姫だった。
 ある日、セレスティーヌは庶民に扮してお忍びの視察に出掛けた。初めてのお忍びにセレスティーヌは心躍らせるが、護衛の騎士のちょっとした言葉に気分を悪くすると、騎士を置いて一人で町を歩き出してしまう。
 ところが、お忍びのはずなのに、誰もがセレスティーヌによそよそしい。それがセレスティーヌを一層不機嫌にさせた。
 そこに、折り悪く小さな子供がセレスティーヌにぶつかってきた。不機嫌の頂点にあったセレスティーヌは、その子供に向かって手を振り上げる。
 その時。

「我が儘とは聞いていたが、ここまでひどいとはな」

 振り向いたセレスティーヌの目の前に、一人の男がいた。
 その瞳の色を見て、セレスティーヌは凍り付く。
 それは深紅。この世の終わりに現れるといわれる、悪魔の瞳と同じ色。
 恐れを知らない我が儘姫が、生まれて初めて恐怖を感じた瞬間だった。

 男との出会いがセレスティーヌを変えていく。
 二人の出会いが歴史を変えていく。

 これは、のちにベルクール王国中興の祖と称えられた才女、セレスティーヌ・ド・ベルクールと、その功績を陰で支え続けた謎の男の物語である。

 転生、転移、魔法要素はありません。
 毎週日曜日の午後八時に更新します。
第1章 我が儘姫、悪魔と出会う
1-1
2025/09/28 20:00
1-2
2025/10/05 20:00
1-3
2025/10/12 20:00
1-4
2025/10/19 20:00
1-5
2025/10/26 20:00
第2章 我が儘姫、決意する
2-1
2025/11/02 20:00
2-2
2025/11/09 20:00
2-3
2025/11/16 20:00
2-4
2025/11/23 20:00
2-5
2025/11/30 20:00
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ