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ニアさん

ニアさんは首と左足は繋がらなかった。

いや魔法で無理に繋げているという方が正しい。

錬金術師はそれですぐに死ぬということはないが、もし万が一魔力を使い切れば死ぬ事になる。

魔力がない人間は首と身体が離れては長くは生きられないのだ。

「私の探検もここで終わりかな」

ニアさんそう呟く。

ケロちゃんは「くぅ~ん」とうなだれた。

狂錬金術は土下座をし謝っている。若者の夢を奪ったと思っているのだろう。

この男は僕の想像をはるかに超えている。

ニアさんに殴られ正気を取り戻し彼を観察したが、彼は1度精霊に変えられたのち人間に戻ったのだ。


そんな事はあり得ない。

魔法というあり得ない術を使う僕たちからしても更にあり得ない事。エリーを治すヒントになるかもしれない。僕は狂錬金術を更に観察する。


「ちょっとは慰めてよ」

狂錬金術にばかり興味を持つ僕にニアさんはそう言った。錬金術師は一緒に悲しむことはできても人を慰めるのが苦手だ。


「ニアさん?」

彼女の瞳には涙がたまっている。今死にかけ探検家の夢もついえた。「太陽石を見つけられるようになっていつかエリク君と仲直りしたこと」彼女は僕の胸でないた。


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