新しい師匠の妹
週10日のうち休みは3日、5日は午前のみ。まじめな生徒は午後も魔法の研究や修行をするけれどそんな人は稀だ。大昔には魔法はもっと競い合うものだったはずだが、今は魔法使いになった事で満足する人が増えた。
そして2日は授業と実習、僕は魔法の密度が高いのに、まじめに授業も聞かず低い実力だと思われていた。
それをよく思わない人もいる。癇に障る女の子ニアさん、今でこそ、恩人であり、尊敬できる友人であるが、当時僕はニアさんとはそりが合わなかった。形の上では姉の弟子という事もあったのだろう。
授業で一緒になるたび僕に注意するが、僕に課題を写させてくれた子に追い払われている。
僕は「ニアさん、学校の勉強と魔法の腕は関係ないよ」といった。僕はあまり他人を否定するようなことは言わない性格だったけれど、ニアさんにだけはついそういってしまう。ニアさんは驚いたような顔をした。ニアさんは少し泣きそうな顔をしている。それほど強く言ったつもりはないけれど人には譲れないものというものがどうしてもある。魔術師クラスに忍びこんでいたカトリーナさんが「ぶつぶつぶつぶつ」と僕をたしなめた。僕はニアさんに「ごめん、そんなつもりは無かった」と言ってあやまるとニアさんは走ってどこかにいってしまった。そんなニアさんをみて僕に課題を写させてくれた子がバカにした様に笑っているのをみて僕は嫌な気持ちになる。
カトリーナさんがその子につかみかかろうとしたのを僕は必死に止めた。午後の実習であったニアさんにはもう一度謝るとニアさんはなぜか得意げな顔をする。
※ニアさんを笑った子とも私は現在も友人であり、後に妹になるエリーが病気が悪化し苦しんでいる時にはよく力になってもらった。堕落した生活を送った私がいうのも変ではあるが人間なんて良い時も悪い時もある。
午後の実習、魔法使いは基本的に死なない。
実際に戦う授業、僕はニアさんに今日は本気を見せることを約束した。
実習は錬金術師クラスも混ざっいる。彼等は突飛な行動をすると魔術師クラスにバカにされている。組手では魔術師クラスが勝ちつづける。
僕の相手は忍者男君、以前ドナの家で僕はかっている。ドナの家?僕はこの子に以前会っている?僕の魔法を忍者男君の投げたくないは貫き僕に直撃、僕は失神してしまう。クラスで僕だけが負けた。
目を覚ました僕に忍者男君は「ニアさんを泣かすからだ」と言い僕を睨みつけていた。僕は目をそらしていたあと、「ニアさんは泣いていなかったよ」とボソリとつぶやいた。
※ちなみにだが後の有名探検家集団が在籍した錬金術師クラスが負けたのには理由がある。
カトリーナさんはなぜかハンナとばかり戦い勝てず。
犬のケロちゃんは当時まだ使い魔だった為参加せず、魔術師クラスの女子に撫でられご満悦だった。
分身男君は分身が参加し実力を発揮できず。
毒なめ男君は誰も戦ってくれず
忍者男君は私と戦ったあとニアさんとばかり戦っていた。忍者男君は単純な強さならニアさんを超えていたと思うがなぜか彼がニアさんに勝つ所を一度しかみたことがない。その日もボロ負けだった。
負けさすの難しい。優秀なメンバーがそろって錬金術師クラスが負けた理由探しは本当に難しい。




