あ~……死ぬかと思った(3月21日改稿)
次の瞬間、真っ白になった視界から元の景色に戻った。
「………視界が戻ったってことは進化が終わったのかな? ステータス」
------
名前:神山 空
性別:男
年齢:16歳
種族:人間Lv.24/レイスLv.1
職業:学生
体力:360/360 魔力:308/308
攻撃:216
防御:85
俊敏:84
器用:99
知力:199
幸運:63
所持SP25
魔法スキル:【風魔法Lv.1】【火魔法Lv.1】
取得スキル:【暗記Lv.4】【速読Lv.2】【柔術Lv.1】【鑑定Lv.3】【看破の魔眼Lv.2】【飛翔Lv.2】【怪力Lv.3】【跳躍Lv.1】【斬撃強化Lv.1】【頑強Lv.2】
種族スキル:【魔力操作Lv.2】【魔力増加Lv.1】【物理攻撃耐性Lv.1】【吸収Lv.1】
職業スキル:【知力強化Lv.2】
固有スキル:【吸魂Lv.1】
称号:境界の管理者とコンタクトをとりし者
------
おお!
………うん? 体力が回復してる?
………なんでだ?
………まあ良いか、多分だけど進化した時に回復したのかな?
それにステータスが軒並み上がってるし、スキルも新しく【吸収】と【物理攻撃耐性】が取得できてる!
【吸収】はレッサーレイスの説明に進化すれば使用できるようになるって書いてあったから取得できるのは分かってたけど、ちゃんと使えるようになってて良かった。
【物理攻撃耐性】の効果はまあ言葉通りでそのままだろうな。
まあ、一応新しいものは全部鑑定しておこうかな。
「【鑑定】」
レイス
分類:魔物
レッサーレイスが進化した存在。
レイスには物理攻撃が通用しにくく、魔力を使った攻撃でないと攻撃が十全に通じない。
【吸収Lv.1】
・攻撃すると、相手の体力を奪い、自分の体力に吸収する。
・吸収できる体力の量はスキルレベルに依存する。
【物理攻撃耐性Lv.1】
・物理攻撃が効きにくくなる。
・物理攻撃に対する耐性はスキルレベルに依存する。
こんな感じだった。
これはいいスキルだ。
ただ、物理攻撃してくる相手に対してしか使えないみたいだけど、それでも防御が低い俺からしたら物理攻撃だけでも軽減してくれるなら十分助かるスキルだしな。
レイスの物理攻撃が効きにくいという説明もこのスキルのおかげなんだろうな。
ただ、スキルレベルはこの【物理攻撃耐性】のスキルを取得している魂を【吸魂】しなきゃだから、それ以外だと何か物理攻撃を受けなきゃ上がらないと思うからスキルレベルが上げづらいのが難点かな?
【吸収】もレイスという種族を考えると回復魔法とかが効くか分からないから自然回復を待つしかない俺からしたらめちゃくちゃ貴重な回復スキルだ。
こっちのスキルは攻撃を受ける必要性がないからその内勝手にスキルレベルは上がりそうだな。
それにしても【吸魂】スキル………これは本当にすごいスキルだな。
………バグだろ、このスキル………
めちゃくちゃレベル上がったしスキルも取得できてスキルレベルも上がる。
進化もできちゃったし………
ゲームとかだと1回の使用でこれだからバランスブレイカー確定だな。
まあ、そもそも実装されないレベルのスキルだけどなこれ。
称号との重複効果っていうのもあるんだろうけどそれを抜きにしても本当におかしいスキルだと思う。
………まあ、いいか。
ここは現実だし、バグでもバランスブレイカーでも強いのなら大歓迎だ。
さてさて、それじゃあ進化で飛ばしちゃったけど新しいスキルの確認をしていこうと思う。
まあ、とは言っても今使えるのはこの【飛翔】スキルだけだな。
さっきまでは普通に浮いていたのに今はしっかり2本の足で立ってるってことは多分だけど【浮遊】スキルで浮いていたけどその【浮遊】スキルが【飛翔】スキルに統合されたから自動的に浮くことができなくなったんだろ。
まあ、じゃあ試してみますか。
「【飛翔】」
【飛翔】と呟いた瞬間、俺の体から魔力が減ったような気配がした。
そして俺は浮遊感を感じ、風が一切無い夜空に飛び立った。
「うわっ!」
ちょっと待ってくれ………いきなり飛んでマジで驚いたぞ………
俺がそんな事を考えてるうちにもどんどん高度は上がっていき宇宙は近づいていっている。
「ちょっ! 止まれ止まれ! ストップストップ!」
俺が叫ぶと直ぐに上がり続けた高度は止まる。
そしてそのまま止まった場所に留まり高度を保つ。
………ふぅ………良かった、止まってくれた。
それにしても驚いた。
まさかここまで勢いよく高度が上がるとは思ってもみなかった。
………だけどもうちょっと飛んでみたいな。
少しずつ高度を下げながら前に、後ろに、右に、左に、さらには回転も。
………思ってたよりも自由に動けるな。
思ったより自由に動けるってわかったのは結構良いな。
「よっ、ほっ、よっと」
しばらくそのまま病院の上で飛ぶ練習をしていたが、気がついたら日が昇り始めていた。
その頃にはかなり慣れてきていて遠くまで飛べるようになっていた。
しかし、これ以上は時間的に難しいかなと思い高度を下げようとしたその時だった。
「………あれ?」
突然俺が空を飛んでいた浮遊感が無くなって今度は落ちている落下感が襲いかかってきた。
「あれ!? 【飛翔】! 【飛翔】!」
俺が【飛翔】スキルを使用するために叫ぶように宣言しても【飛翔】スキルは発動する様子もなく俺は落ち続ける。
原因はわからな………あっ
「………ステータス」
------
名前:神山 空
性別:男
年齢:16歳
種族:人間Lv.24/レイスLv.1
職業:学生
体力:360/360 魔力:4/308
攻撃:216
防御:85
俊敏:84
器用:99
知力:199
幸運:63
所持SP25
魔法スキル:【風魔法Lv.1】【火魔法Lv.1】
取得スキル:【暗記Lv.4】【速読Lv.2】【柔術Lv.1】【鑑定Lv.3】【看破の魔眼Lv.2】【飛翔Lv.2】【怪力Lv.3】【跳躍Lv.1】【斬撃強化Lv.1】【頑強Lv.2】【吸収Lv.1】
種族スキル:【魔力操作Lv.2】【魔力増加Lv.1】【物理攻撃耐性Lv.1】
職業スキル:【知力強化Lv.2】
固有スキル:【吸魂Lv.1】
称号:境界の管理者とコンタクトをとりし者
------
………そういえば【飛翔】スキルは"魔力"を消費して自由に飛べるスキルだったような………
なるほど、なるほど。
そういえばさっきは飛んでた事に興奮しててわからなかったけどいまはめちゃくちゃ身体が怠いな~…………
うん………さっきは原因はわからないって言ったけどそんなこと無かったね。
思ってたより答えは単純だった。
魔・力・切・れ!!
「嘘だろー!!!?」
そう思った時にはもう遅く、さっきより随分地面が近くなっていて俺は地上に向かって真っ逆さまに落ちていた。
どうしよう。
これ絶対死ぬよね? しかもこの高さだと多分助からないと思うんだけど…………
俺がそんな事を考えている間にも地面が近づいてくる。
あー………オワタ。
ズゴン!!
「あ゛~死ぬかと思った」
結論から言おう。
まあ、俺がこうしている時点で察してはいると思うがなんとか生きてた。
いや~そもそも俺ってば今はモンスターであるレイスの性質を持った幽霊みたいな存在なんだから死ぬわけ無いし頬をつねった時わかったように痛みも感じないの忘れてた。
正直言ってチビりかけたけどさ。
……まあ、身体はないからチビるわけないんだけど。
まあそれは置いといてだ、今は地面と熱烈なキッスした後、なんとか自分の病室まで帰ってきた。
もう疲れたし日もさっきより昇ってきたし寝よう。
今日はなんともありませんように(自業自得)。
そう願いながら身体に戻りいつも通り意識は落ちていったのだった。
《???side》
「プギーッ!!!」
「ギッギャッキャ!」
「ギャッギャキャッ!」
「ギャッギャ!」
「………ヨシ、モッデイゲ。グレグレモオトズナヨ」
「「「ギャギャッ!」」」
「…ナルホドゴレハタジガニアナヲホルダゲダノニガリガラグダ」
「マッテテグデ………キング、クイーン」