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現実にモンスター?ダンジョン?じゃあとりあえず狩りますね。固有スキルと称号で成長チート~サクサクレベルが上がってレベル上げが楽しいです~  作者: スクイッド
現実大混乱編

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確認と宝玉

「【リカバリー】」


とりあえず自分の身体に意識を戻し、【リカバリー】を使ってコカトリスの【石化の魔眼】で石化させられた右腕と右足を治す。


すると、俺の石化していた右腕と右足の石の表面がポロポロと崩れていき、完全に元の状態に戻った。


……ふぅ……疲れた……


……あっ。


疲れたから一旦床に座って休憩と思ったけどまだ終わってないんだった。


今のこいつは準備室にいた教師みたいに全身石化されているが、経験値を獲得した通知は一切鳴っていないから、あの教師と同様、石化はしているがまだ生きているんだろう。


俺の【石化の魔眼】のスキルレベルは1だから解除去れるかもしれないし先に仕留めなきゃな。


「……はぁっ!」


石化しているコカトリスに近づき、一瞬の内に両手鎌を使って何度も切り裂いて石化しているコカトリスの身体をバラバラにする。


バラバラにすると石化されているのは表面だけだから切断面のグロい部分を見ることになったけど今更損な事気にしない。


……考えてみたらちょっと前まで普通の男子高校生だったのに今ではリアルR-18Gを見ても全然大丈夫になってる。


……いや、それははじめからか。


思い出してみると、はじめにレッサーレイスを俺の魂に統合した影響かゴブリンを倒した時も特に気持ち悪くなったりもしなかったな……


俺はそんなことを考えながら塵になって消えていくコカトリスを見ながらそんなことを思った。


まあ、悪いことではないから良いだろ。


「……ふぅ……」


『種族レベルが上がりました。ハイヒューマンのレベルが41になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』

『種族レベルが上がりました。ハイヒューマンのレベルが46になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』


『種族レベルが上がりました。ゴースト(亜種)のレベルが38になりました』

『スキルポイントを4獲得しました』

『種族レベルが上がりました。ゴースト(亜種)のレベルが42になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』


『職業レベルが上がりました。処刑人のレベルが47になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』

『職業レベルが上がりました。処刑人のレベルが51になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』


『職業レベルが上がりました。魔導師のレベルが47になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』

『職業レベルが上がりました。魔導師のレベルが51になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』


そして、俺が一回息を吐いたのと同時にレベルアップの通知がどんどんと流れてくる。


さすがはキングクラス。


俺のこのレベルでもだいぶレベルが上がるな。


……そして、それだけではなくて……


「【吸魂】」


この【吸魂】スキルもある。



『コカトリスの魂の吸収を確認。経験値を8125、【石化の魔眼】のスキル経験値を獲得』


『種族レベルが上がりました。ハイヒューマンのレベルが47になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』

『種族レベルが上がりました。ハイヒューマンのレベルが54になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』


『種族レベルが上がりました。ゴースト(亜種)のレベルが39になりました』

『スキルポイントを4獲得しました』

『種族レベルが上がりました。ゴースト(亜種)のレベルが47になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』


『職業レベルが上がりました。処刑人のレベルが48になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』

『職業レベルが上がりました。処刑人のレベルが57になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』


『職業レベルが上がりました。魔導師のレベルが48になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』

『職業レベルが上がりました。魔導師のレベルが57になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』


『【石化の魔眼】のスキル経験値が一定に達しました。【石化の魔眼】レベル2になりました』

『【石化の魔眼】のスキル経験値が一定に達しました。【石化の魔眼】レベル4になりました』


お、おうめちゃくちゃ上がったな……


これは一旦、自分のステータスを確認しといた方がよさそうだな。


「ステータス」


------

名前:神山 空

性別:男

年齢:16歳

種族:ハイヒューマンLv.54

ゴースト(亜種)Lv.47

職業:処刑人Lv.57

魔導師Lv.57


体力:5100/5100 魔力:11435/11345

攻撃:4140

防御:2115

俊敏:2840

器用:3145

知力:8155

幸運:675


所持SP1156

魔法スキル:【風魔法Lv.7】【火魔法Lv.6】【付与魔法Lv.5】【回復魔法Lv.3】【水魔法Lv.1】

取得スキル:【暗記Lv.4】【速読Lv.2】【柔術Lv.6】【鑑定Lv.5】【看破の魔眼Lv.4】【飛翔Lv.4】【怪力Lv.6】【跳躍Lv.1】【斬撃強化Lv.4】【頑強Lv.3】【吸収Lv.8】【棍棒術Lv.9】【アイテムボックスLv.5】【鎌術Lv.8】【錬金Lv.5】【鍛冶Lv.3】【絵画Lv.2】【マップ】【気配感知Lv.5】【拳術Lv.5】【隠密Lv.2】【石化の魔眼Lv.4】

種族スキル:【魔力操作Lv.7】【魔力増加Lv.5】【物理攻撃耐性Lv.3】

職業スキル:【知力強化Lv.7】【魔力消費減少Lv.3】【魔法威力上昇Lv.3】

【並列魔法Lv.1】【首狩りLv.2】

固有スキル:【吸魂Lv.4】【デスサイズLv.1】


称号:境界の管理者の協力者

------

お~最後に確認した時からめちゃくちゃステータスが上がってるな~


……それにしても……


「なんでいきなりモンスターが出てきたんだ……」


確かに昨日はなぜかゴブリンが出てきているのを確認した。


でも、それはかなり弱いモンスターだからだし、コカトリスのようなステータスがキングクラスのモンスター出てくることはもちろんこんなにモンスターが出てくることはないはずだ。


となると……


「原因はあの塔だよな……」


俺はそう呟きながらここから見える、突如現れた巨大な塔を眺める。


おそらく、というか間違いなくあそこに原因があるだろう。


コカトリスだけではなく、同じような強さのモンスターがあちこちに散らばっているのを確認している。


……ダメだわからない。


……そうだ!屋上に戻ってみよう!


コカトリスを倒すことを優先したから特に【鑑定】も確認もしていなかったからな。


調べてみれば何かわかるかもしれない。


よし!そうとなれば早速行ってみるか!


俺はそう思いコカトリスのドロップアイテムである魔石(大)と麻袋に入ったコカトリスのものらしき羽毛を【アイテムボックス】に入れて屋上へと戻っていく。


その時、【気配感知】を使って中等部一帯、高等部校舎の準備室周辺、体育館周辺にバジリスクがいないかを確認した。


その結果、今探った所はとくにバジリスク達みたいなモンスターの気配は感じられず人の気配しか感じることができなかったから安心して屋上に迎える。


……それにしても、随分広い範囲【気配感知】で調べたけど情報量の多さに頭が痛くなったりとかはしなかったな。


これも知力が高いおかげかな?


そんなことを考えつつ、俺は再び屋上に向かっていく。


まあ、悪いことはなにもないから問題ないな。


そんな事を考えながら屋上に向かっていたらようやく屋上に着いた。


……さて……


キョロキョロと屋上を見渡して初めてあの宝玉を見つけた辺りを重点的に見ていく。


すると、すぐに見つかった。


その宝玉は淡い紫色の光を発しており、空中に浮遊していた。


う~ん。これをグラウンドに落としたら魔方陣が現れてモンスターがどんどん出てきたんだよな?


とりあえず【鑑定】だよな……


「【鑑定】」


------

人工ダンジョンコア

説明:魔王軍が人工的に生み出した魔物を生み出す事のできる宝玉。

天然のダンジョンコアのように迷宮を生成させたりはできないが、モンスターを召喚することができる。

召喚されたモンスターの強さは宝玉を使用した者に依存する。

また、この人工ダンジョンコアを破壊されると召喚されたモンスターは消滅する。

------


……マジ?


これってめちゃくちゃヤバイものじゃないのか!?


どうしよう……


まあ、まずは壊すことは決定だな。


この人工ダンジョンコアを壊せば今出てきてるモンスター、バジリスクは消えるらしいし。


安全のためにもさっさとぶっ壊した方がよさそうだ。


ただ、問題はどうやって破壊するかだが…………まあ、両手鎌を叩きつければぶっ壊せるかな?


「よーいしょっと!」


俺は両手鎌を【アイテムボックス】から取り出して振りかぶる。


そして、勢いよく叩きつけた。


すると、パリンッとガラスが割れるような音が鳴り響き、それと同時に先程まで淡く発光して浮遊していた人工ダンジョンコアが粉々になって地面に落ちていった。


そして、直ぐに【気配感知】を使って辺りを確認すると、一階にいたはずのバジリスク達が消えていた。


多分だけど、あの人工ダンジョンコアを破壊されたことでいなくなったんだろう。


これで一応は解決したっぽいな。


……それにしても人工ダンジョンコアか……


前に潰した『ゴブリンキングの巣』にはそんなものはなかったはずだから新しくできたものなのか?


それに、この俺がぶっ壊した宝玉が人工ダンジョンコアなら、かなりマズイかもしれない。


あの巨大な塔からこの宝玉を持ったボスクラスのモンスター達が四方八方に散らばっていっていた。


そのモンスター達がこの人工ダンジョンコアを使ってあちこちでモンスターが出てくるなんて事になれば……


「……考えたくないな……」


俺は思わずそう呟いていた。


まあ、考えても仕方がない。


とりあえず、この人工ダンジョンコアを壊せたから今はそれでいいだろう。


俺はそう思いながら砕け散った人工ダンジョンコアの欠片を集め始める。


それからしばらくして、俺は全ての人工ダンジョンコアの欠片を集めた。


その砕けた人工ダンジョンコアを【鑑定】したらこんな結果が出た。


------

人工ダンジョンコアの破片

説明:人工ダンジョンコアの欠片。

人工ダンジョンコアが破壊されている為、もうモンスターを発生させることはできない。

素材として使うこともできる。

製作者:不明

------


……それじゃあ、やっぱりこの人工ダンジョンコアの欠片を回収しとくか。


今の所使えるかはわからないけど素材になるみたいだし【錬金】を使えば何に使えるかわかるかもしれないしな。


俺は集めた人工ダンジョンコアの破片を【アイテムボックス】に入れる。


……さてと……これからどうしよう……

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