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またまた転職

 現在俺がいるのは『ゴブリンエンプレスの巣』の二階。


 昨日、ダンジョンや迷宮の事を知ったから東京にあるダンジョンを見に行ったんだけど……


 うん。必要なかったよね。


 ダンジョンであるあの塔が出てきてから結構経っているからか、自衛隊の人達もかなり戦えるようになっていて、今ではモンスターを銃を使いながらも倒せるようになっていた。


 なんなら攻撃をくらってもピンピンしてたからあっちのダンジョンは自衛隊の人達に任せてもいいかもしれないな。


 まあ、もちろんちょくちょく様子は見には行くけど。


 そして、俺は現在……


「ハァッ!」


 両手鎌を振り、ゴブリンアーマーナイトの首を大盾ごと両断したところである。


 俺が相手していたのはこのゴブリンアーマーナイトが一体にゴブリンアークメイジが一体という前回来た時に比べて少ない数だった。


 まあ、ここにレベル上げを目的として来ているために来ている俺からしたら大変都合のいい事なんだけどね。


「よし、これで全部だな」


 俺はそう呟きながら周りを見る。


 そこにはゴブリン達を倒した証の魔石と剣と杖があった。


『種族レベルが上がりました。ハイヒューマン……

 ・

 ・

 ・


「ふぅ……【吸魂】」


 レベルが上がったのを確認してから続けて【吸魂】スキルを発動させる。


 まあ、いつも通りの感覚が体に広がった。


『ゴブリンアーマーナイトの魂の吸収を確認しました……

 ・

 ・

 ・

『【棍棒術】のスキル経験値が一定に達しました。【棍棒術Lv.10】になりました』

『条件を達成しました【棍棒術Lv.10】【鎌術Lv.9】【剣術Lv.3】【弓術Lv.1】【盾術Lv.2】を統合し【武器術Lv5】になりました』

 ・

 ・

 ・

『職業レベルが上がりました。処刑人Lv.75になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』

 ・

 ・

 ・『職業レベルが上がりました。魔導師Lv.75になりました』

『スキルポイントを5獲得しました』


 ……お?


 職業レベルが一上がっただけで止まった?


 種族レベルの方はもう何レベか上がってたよな?


 てことは……


「ステータス」


 ------

 名前:神山 空

 性別:男

 年齢:16歳

 種族:ハイヒューマンLv.79

 ゴースト(亜種)Lv.76

 職業:処刑人Lv.75《転職可能》

 魔導師Lv.75《転職可能》


 体力:10345/10345 魔力:28365/28365

 攻撃:8975

 防御:4365

 俊敏:7680

 器用:5430

 知力:21435

 幸運:1765


 所持SP1225

 魔法スキル:【風魔法Lv.7】【火魔法Lv.7】【付与魔法Lv.5】【回復魔法Lv.3】【水魔法Lv.1】

 取得スキル:【暗記Lv.4】【速読Lv.2】【柔術Lv.8】【鑑定Lv.6】【看破の魔眼Lv.5】【飛翔Lv.6】【怪力Lv.6】【跳躍Lv.3】【斬撃強化Lv.5】【頑強Lv.5】【吸収Lv.9】【アイテムボックスLv.6】【錬金Lv.6】【鍛冶Lv.3】【絵画Lv.4】【マップ】【気配感知Lv.7】【拳術Lv.7】【隠密Lv.6】【投擲Lv.3】【武器術Lv.5】

 種族スキル:【魔力操作Lv.9】【魔力増加Lv.7】【物理攻撃耐性Lv.5】

 職業スキル:【知力強化Lv.8】【魔力消費減少Lv.6】【魔法威力上昇Lv.6】

【並列魔法Lv.2】【首狩りLv.6】

 固有スキル:【吸魂Lv.6】【デスサイズLv.3】


 称号:境界の管理者の協力者

 無慈悲なる者

 首狩り族

 ------


 おお!《転職可能》になってる!


 それに武器を使うスキルがなくなって【武器術】になったな。


 なんだろ……まあ、わからない時は調べるにかぎるか……


「えーっと……【鑑定】」


【武器術】

 ・様々な種類の武器の扱い方がわかるようになる。

 ・スキルレベルに応じて武器の扱い方や技術が上昇する。


 なるほどな。今まで使ってた【鎌術】は消えちゃったのか……まあ、しょうがないよな。


 これがどんな影響与えてくるかわからないけど、これから調整していけば良いだろ。


 後は転職だけど……


 ------

 戦士

 弓使い

 武道家

 盗賊

 死霊魔術師

 学者

 鍛冶師

 錬金術師

 付与術師

 忍者

 暗殺者

 賢者

 ------


 なるほど……転職可能職業は忍者、暗殺者、賢者が増えた感じか。


 もう二回の転職で転職した瞬間になにか意識を失うなんて事はないって事はわかったし、ここでもう転職しちゃいたいんだけど……どうしようかな。


 う~ん。


 まあ、転職したほうがいいな。


 となるとなんの職業にするか……


 まあ、お馴染みの【鑑定】【鑑定】。


 忍者

 ・中級職

 ・忍術と呼ばれる特殊な術を使いこなすことが出来る。

 ・隠れる行動に補正がかかる。

 ・一部スキル取得に必要なSPが減る。


 暗殺者

 ・上級職

 ・不意打ちでより強力な技を繰り出す事が出来る。

 ・隠れる行動に補正がかかる。

 ・一部のスキル取得に必要なSPが減る。


 賢者

 ・上級職

 ・魔法を扱うことに秀でている。

 ・魔力に関する能力が上がる。

 ・一部のスキル取得に必要なSPが減る。


 なるほどな……


 ……まあ、前からちょっと良さそうだな~っていう職業はあったんだよね。


【デスサイズ】のスキルと相性良さそうだなって思ったんだよ。


 ……死霊魔術師。


 俺の考え通りだったらとんでもない事になるんだけど……


 まあ、死霊魔術師は決定として、後一つどうしよう……


 最有力候補なのは魔導師の上位互換であろう賢者なんだけど、今育てたい【柔術】や【拳術】スキルが関係するだろう武道家も捨て難いんだよな……う~んどうしようか……


 ……まあ、今は賢者かな。


 多分今の現状を考えるに変に強化されるステータスをバラけさせるのは得策じゃないと思う。


 ……そうと決まったら……


「ポチっとな」


 処刑人を死霊魔術師に。魔導師を賢者にそれぞれ転職する。


 すると、毎度同じように俺の視界は白い光に包まれるのだった。

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