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戦国の鈴木さん  作者: capellini
第9章 決裂編「やたけ心は張り詰めて」
131/173

地図・年譜 1534年◇

【年譜/数え年齢】

〔第1章〕

〖1503/1歳〗鈴木竹丸、西三河足助・真弓山城に生まれる。

〖1514/12歳〗元服し甚三郎重勝と名乗る。東三河八名郡の宇利城・熊谷実長に従属、吉田郷小阿寺に住す。

〖1515/13歳〗今川氏親に従属、朝比奈俊永娘と婚約し、母・あきを人質として差し出す。菅沼家と争い野田郷・長篠城を得る。信濃守護小笠原家の長高が移住し客将として召し抱えられる。


〔第2章〕

〖1517/15歳〗今川氏親が浜松(引馬)を得る。松平信忠が攻め寄せ宇利城の戦いが起こる。氏親から長門守の受領名を与えられる。重勝が朝比奈つねと結婚。

〖1519/17歳〗熊谷実長が鈴木重勝に臣従。鈴木瑞宝丸が誕生。


〔第3章〕

〖1520/18歳〗足助・鈴木重政から子の重直が家督を奪う。官衙講を整備。

〖1521/19歳〗松平宗家で内紛があり清孝が家督を継ぐ。西郷信員が岡崎城を占拠。大給松平家が足助鈴木家に従属。母・あきが再婚し興津紅葉丸が誕生。

〖1522/20歳〗松平信定が宗家家督を奪い織田・水野・吉良と同盟。次男・順天丸が誕生。


〔第4章〕

〖1523/21歳〗三河一向一揆。北安祥合戦の後、松平信定・清孝を暗殺。

〖1524/22歳〗第2次北安祥合戦と安祥籠城戦の後、尾張下四郡守護代・織田達勝の仲介で和睦。


〔第5章〕

〖1525/23歳〗今川家から三河旗頭の地位を認められる。志摩国的矢湊・尾鷲を占領。伊奈本多氏と戸田氏を滅ぼし、牧野氏を従属させる。美濃介に任官。

〖1526/24歳〗疫病流行。織田信秀が家督を相続し三河に流言の策を仕掛ける。今川氏輝が家督を継ぐ。大御霊会。越後長尾家と接触。山本菅助が西国へ出立。水銀令。

〖1527/25歳〗重勝が松平久を継室に迎える。


〔第6章〕

〖1527/25歳〗堺に足利義維(細川晴元・三好元長)政権発足。三河で雅楽振興、家中整備、鷹見新城町造営。鳥居忠吉が東紀伊の支配を任される。小笠原長高が信濃国伊那郡に侵攻。北伊勢で六角家・北畠家による長野家攻略開始、織田信秀と本願寺の対立。

〖1528/26歳〗織田信秀による沓掛侵攻と鈴木重勝による対信秀・誘引包囲作戦失敗。庭野学校設立、奥平もとを側室に迎える。六角・織田・本願寺の和睦。三河で撰銭令、新貨鋳造、吉良家による治水工事開始。三河屋浜嶋鉄斎が堺会合衆に選出される。鈴木家・伊那小笠原家で東美濃を分割支配し、小笠原家は伊那郡で支配を確立。

〖1529/27歳〗三河で火薬兵器の製造開始。


〔第7章〕

〖1529/27歳〗鈴木家・今川家の対立深刻化。今川家・鈴木家・北条家・伊那小笠原家・諏訪家による武田信虎包囲網形成、甲斐侵攻開始。

〖1530/28歳〗和泉・西紀伊で鈴木家・九条家・下和泉守護細川家・根来寺・雑賀党の同盟発足、東紀伊で熊野別当職再興をめぐる騒動が勃発。武田信虎降伏、甲斐国は今川家の支配下に入る。

〖1531/29歳〗駿河国瀬名郷で捕囚されている武田太郎が出家して信玄を名乗る。三河に武田旧臣を招致し、柘植を中心とする忍者組織を整備。服部保長が伊庭の名跡を継ぐ。


〔第8章〕

〖1531/29歳〗管領・細川高国(道永)、自害。細川・浦上村宗連合軍、全滅。今川氏輝軍2000、上洛。鈴木瑞宝丸(勝太郎)、九条稙通娘と婚約、人質として駿府に。鈴木順天丸、謹慎。

 那古野今川家、織田信秀との相論を清洲織田家に持ち込み、両織田家が開戦。鈴木家、那古野の後詰で熱田まで進出し、水野家中で謀反を起こさせる。幕府を挟んで尾張占領地の扱いを今川家と外交交渉。織田信秀、配下の戸田家を三河に送り込む。

〖1532/30歳〗細川六郎(晴元)、堺の三好元長に一向門徒をけしかけ、堺炎上。天文に改元。幕府、鈴木家に実質の降伏勧告を通達し決裂。鈴木家、堺の復興に際し町の支配を強め、土佐一条家と交流。外交担当者が次々亡くなり、失意の鈴木重勝は義弟・重直に家督を代行させ休養。

〖1533/31歳〗大内家、幕府公認で遣明船の準備。六角家、一向門徒と休戦し法華門徒を京から追い出す。鈴木家、水野家を解体して家中に組み込み知多半島を完全に掌握。織田信秀家中から大橋家を離反させ楽田城まで進出。

〖1534/32歳〗前年に蜂起した細川晴国が暗殺される。紀伊守護・畠山稙長が幕府による守護解任の危機に陥り堺方に参入。幕府、堺公方に味方する者を「御敵」に認定。


〔第9章〕

〖1534/32歳〗美濃守護・土岐頼芸、鈴木方小里城の攻略に失敗。伊勢国司・北畠晴具、鈴木領熊野の攻略に失敗。

 鈴木重勝、休養から復帰。徳大寺実通夫妻、三河に下向。堺にて堺公方の公認で銭座設立、三河で私鋳銭鋳造が拡大。

 鈴木家、北畠領志摩国答志島を占領、二川周辺に大規模な防御陣地を構築。本多・野々山、鈴木方牧野領今橋城で謀反。戸田家、田原城を奪取。鵜殿家、蜂起。今川家・各和又三郎、捕虜。

 東観音寺陣地の防備拡大。疫病流行の中、堺との連絡回復。大河内氏の返り忠で吉良家解体。今川軍18000が三河攻めに動員される。駿河吉良家が駿河松平家を介し武田家と接触。

 赤羽根(渥美半島)の海戦で今川・北条・里見連合軍が小笠原水軍に大敗、福島上総介が捕虜に。



【勢力図】

挿絵(By みてみん)


・青:鈴木家

・水色:清洲織田家・小笠原家・木曽家・諏訪家・細川家(同盟国)

・黄色:一条家(友好国)

・紅色:今川家(敵国)

・赤色:土岐家・北畠家・戸田家(敵国)

・臙脂色:織田信秀家(敵国)

・柿色:北条家〔+真里谷家・里見家〕・千葉家(敵国)

・マゼンタ:小弓公方

  ※史実より拡大できていない

  ※元関東管領・上杉憲寛が亡命(足利晴直)

・紫:両上杉家・古河公方

  ※山内上杉:上杉憲政、関東管領に

  ※古河公方:足利晴氏、地位確立

  ※扇谷上杉:太田氏、北条に服属(武蔵沿岸完全喪失)

 〔北関東〕

  ※宇都宮尚綱擁立(壬生綱房・芳賀高経の家政壟断)

  ※佐竹義篤(内乱)vs江戸忠通

  ※小田政治vs結城政朝・政勝(小山氏乗っ取り)

    佐竹と小田は連携

  ※那須氏一族統合後、家中内紛

・薄ピンク:府中小笠原家・村上家

・山吹色:長尾家 …国内不安定


・緑色:近江幕府

  ※六角家、浅井家討伐中

  ※若狭武田氏vs丹後一色氏

  ※但馬山名氏vs因幡山名氏

・若草色:朝倉家・能登畠山家

・薄灰色:一向宗 …加賀派独立の気配

・薄茶色:堺公方 …摂津・河内攻略中

・赤紫:尼子家 …塩冶興久反乱鎮圧

  →大友氏と協力して反大内氏へ

  (→大内氏と停戦)

  (→播磨守護・赤松政村を攻撃)

・クリーム色:大内家 …肥前攻略成功・豊後攻略失敗

・茶色:大友家 …肥後進出・対大内劣勢

・ピンク:島津家 …クーデタ中


・陸奥南部:伊達稙宗全盛

・出羽南西部:大宝寺家弱体化

・出羽中部:小野寺家拡大・戸沢家内紛

・出羽北部:両安東家

・陸奥北部:南部家拡大

・蝦夷:蠣崎家台頭・対アイヌ戦

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― 新着の感想 ―
[良い点] おー、今川家デカっ(笑) そういえばこの頃の北関東はどうなってるんでしょう? 史実だと享禄のアレで両上杉が真っ二つ&関東八屋方がゴチャゴチャする頃合いですが
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