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2分間探偵の思い出  作者: 真波馨
CASE32:名探偵のみた夢は
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問題篇

2021年お正月三本立て、第2話です。


「ゲームをしよう、探偵さん」

 覆面の男が告げた。閑散とした地下室に、男の声が冷たく響く。

「この部屋に扉の鍵が隠されている。あんたはその鍵を見つけてここから脱出するんだ」

 男はしゃがみ込んで、足元の蝋燭にライターで火をつける。

「制限時間は、この蝋燭が燃え尽きるまで。蝋が溶けきったら部屋が爆発する仕掛けがしてある。あんたは燃え盛る炎の中で、悶え苦しみ死んでいくってわけだ。さあ、名探偵のお手並み拝見といこう」

 覆面男は、冷徹な笑い声とともに部屋を出た。外から鍵をかける音。私は完全に閉じ込められた。何としても、蝋燭が燃えきる前にここから出なければならない。

 部屋を見回す。地下室にはいくつか不自然な物があった。ねずみ捕り器、牛乳パック、五色に光るおもちゃの水晶、ウール製のセーター、三猿の置物、赤い犬の首輪。いずれも干支の動物に由来するものだ。このアイテムの中に、部屋の鍵を開けるヒントが隠されているのか。

 蝋燭をじっと睨む。ここでゲームオーバーになってたまるものか。ここを抜け出し、あの覆面を被った連続放火魔を捕まえなければ。

「放火魔……そうか、判ったぞ! 謎を解く鍵は――」

 私は、六つのアイテムのうちあるものに手を伸ばした。



「――夢か」

 薄暗い部屋の中で、私は目覚めた。


Q:「私」が地下室脱出のため選んだアイテムとは?

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