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2分間探偵の思い出  作者: 真波馨
CASE20:怪しいサーカス
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問題篇


「所長。来月、隣町にサーカス団が公演に来るそうですよ」

 バイトにやってきた潮くんは、一枚のチラシを私に手渡した。珍しいもの好きな彼は瞳を輝かせながら、その内容を諳んじる。

「結構おもしろそうな中身なんです。『深紅のスカーフに操られ華麗な芸を披露する闘牛』、『笛の音色を巧みに聞き分け怪しい動きで客を魅了する蛇』、『アシカのごとくボールを鼻の上で操る豚』……ほかにもいろんな演目があるみたいで。興味深いと思いませんか」

 チラシには、動物とあわせて燕尾服を着たちょび髭男の写真が載っていた。おそらく彼が団長なのだろう。両目をかっと見開いた胡散臭い表情を、私は黙って睨み返す。

「こういう見世物、所長はあまり関心ないですか」

 反応の薄い私に気を遣ったのか、潮くんは声のトーンを落とす。

「そういうわけじゃないけどね……考えておくよ」

 助手の青年は笑顔で頷くと、書類の整理に取りかかる。依頼人と会ってくると言い残し事務所を出た私は、迷ったあげく片桐に電話をかけた。

「頼みたいことがあるんだ。あるサーカス団のことを調べてほしい」

 後日、件のサーカス団が詐欺まがいの方法で荒稼ぎをしていると知った私は、その事実を潮くんにどう伝えようか頭を悩ませることになる。



Q:「私」がサーカス団を怪しんだきっかけは?

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