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2分間探偵の思い出  作者: 真波馨
CASE15:春眠暁を覚えず
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解答篇


A:老人の遺体が見つかったのは、4月の第二月曜日。そして、私が確認した新聞の日付は前日の日曜日だったのです。毎月の第二月曜日は多くの新聞社が休刊日と定めているため、事件が起きた月曜日の早朝に新聞が投函される可能性は限りなく低いでしょう。ヘルパーの女性は、明け方に老人を殺害した後、投函されていた新聞が前日のものとは知らずそのまま回収し、4時までは老人が生きていたように偽装工作を図ろうとしたのです。しかし、被害者がうっかり新聞を回収し忘れていたことに気付かなかったため、女性のアリバイ工作は失敗に終わったのでした。

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