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1組
クラスは1組だった。優も私も。
優の彼女の結衣ちゃんも1組だった
『君から結衣ちゃんに謝っておいて下さい。私がこの時ついた嘘に。結衣ちゃんとも仲良くなりたかったの。本当にごめんなさい。』
教室には生徒が集まりかけていた。
優と拓人君も学校に到着
結衣「優おはよう。また1年間よろしくね。まさか拓人まで同じクラスとは思わなかった」
拓人「俺はお呼びじゃないってか?」
結衣「何か優怒ってる?」
拓人「あー…ちょっと俺が怒らせたかも」
結衣「優が怒るなんて、始めて」
拓人「俺はよく怒られてるよ」
結衣「…そんなんだ…」
拓人「あれ?君さっきあったよね?」
優「ナンパか?」
拓人「ちげーよ。桜並木の下で優が怒ってる時あったよね?」
凛「吉岡 凛と言います。はじめまして。あの時はびっくりしましたよ」
拓人「ごめんね。驚かせちゃったよね。俺は山下拓人」
結衣「私は大島 結衣です。よろしくね」
凛「結衣ちゃんとは友達になりたかったんだ。」
優「俺は柳瀬 優。」
凛「…(体が震える。声がでない)」
(俺何か嫌われたか?)