1話 見学
試合の描写の指導してくれる人募集してます。あとドコがおかしいとかの意見もよろしくお願いします。
「大輝!部活行くぞ。」
「隆介?あれ、どこだ?見つからないなぁ。」
「喧嘩売ってんのか!?お前の目の前にいるだろうが!」
「おぉ、小さくて気付かなかったよ。」
「てめえがデカすぎんだ、このウドの大木が!」
この掛け合いが実は好きな俺は有村大輝。
現在高一で183cm。
163cmでチビのこいつは小向隆介。
同じ高一で同じ中学でサッカーをしていた我が戦友である。
隆介がクラスに入って来た瞬間に女子が遠巻きに意識している気配が伝わってくる。
おモテになるのだ、このチビは。吊り目に日焼けした肌に軽い茶色のサラサラヘアー。
笑った時のガキ大将っぽい笑顔がチャームポイントらしい。
憎い。このチビが憎いよ。
「ところで大輝。今日の放課後にサッカー部見に行くって言ってただろ?」
そう、実はもう入学から一週間たっていたが、部活はまだ入っていなかった。まあサッカー部で決まりだが、中学の大きな大会があり、コーチを頼まれていたので行けなかったのだ。
お互いにスポーツ推薦は来たが蹴り、中学の先輩に誘われて地元の公立校に進学したわけだ。
「行く行く。村松先輩元気かね?」
「あの人が元気じゃないとか考えらんねえな!相変わらず
俺様が法律じゃボケェ
とか言ってんじゃねえか!」
「懐かしいなぁ。あのキャラはオンリーワンだよ。」
「あれが二人いたらどっちか死ぬまで殺し合うから結局一人だろうな。」
「それリアルだわ。」
グダグダと話しながらグランドに着くともう練習をしていた。
ミニゲームをしているようで、俺たちは端っこで見学する事にした。
…レベルが高い。
スキルも高いし、しっかりサッカーを理解して動いているのがわかる。
「ただの公立校にしてはレベル高けえな。村松先輩に鍛えられてんのか?でもまだ二年だろあの人。」
「関係ないみたいだよ。ホラ。」
俺が指差した先にいたのは村松先輩だ。
先輩は司令塔の位置にいて、トラップでマーカー二人を置き去りにし、そのまま最終ラインに突っかけて行く。
我慢仕切れずに飛び出したディフェンスがチェックに来ると、その裏にボールを落とす。
それをFWがぴったりのタイミングで飛び出し、キーパーと1対1になるがキーパーのポジショニングが抜群だった。
苦し紛れのシュートだったが威力は充分で、キーパーは弾くだけで終わる。
そのこぼれ球に詰めるのは先輩だった。
完全フリー。
ズシャア
と気持ちいい音を伴ってサイドラインに突き刺さった。
「相変わらず派手なプレーだね。全部読み通りって顔してるよ。」
「あのFWもなかなかだろ。これ以上無いってタイミングだったし、それを読み切るキーパーもすげえよ。」
「オイ、そこの二人組!」
急に村松先輩が俺らに声をかけてきた。
「一緒にやろうぜ。高校サッカーのレベルを見せてやるよ。」
不適に笑う先輩は完全に挑発している。
その誘い、乗らない訳がないだろう。
「行くぞ、大輝!」
「おお!」
二人の高校サッカーが始まりを告げた。
これはその後、高校サッカーの伝説となるチームの始まりでもあった。




