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原稿用紙三十枚程度のお話です。

 昔昔、とある国の小さな村に、大きな瞳が愛らしくも印象的な、一人の不思議な少女が住んでおりました。 


 その少女の不思議とは、彼女が悲しみに涙すると、それが真珠に変わるというものでありました。


 少女は、この不思議な力を厭うことはあれども、誇りに思うことは、一度としてありませんでした。それは、苦しみの源にこそなれ、喜びの源には決してならなかったからでございます。


 ですが、背負ってしまった運命に、逆らう事はできませんでした。零したくなくとも、泣けば真珠が零れてしまうのを、どうすることもできなかったのであります……。


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