幕間
鵺:カクヨムで初のコメントを頂けたようですね。おめでとうございます。
空:ありがとうございます。パソコンで小説の資料作成をしていたら通知に気づいて直ぐに確認しに行きました。
鵺:カクヨム人生初のコメントは何方から頂けたのでしょう?
空:深山 紗夜さんという美しく繊細な文章を綴られているお方で、日頃よりその緻密な心理描写や描く情景に心を躍らせて貰っている尊敬している人です。
鵺:そのような人から言葉を頂けるだなんて作者冥利に尽きますねぇ!
空:そうですね。自分では書いていないですが執筆活動(の為の資料作り)にも力が入る思いです。しかし、手放しでは喜べない事情が…
鵺:と言いますと?
空:私の人生を夏樹が言葉として描き、代弁してくれるnoteでもカクヨムでもメインとして執筆している私小説の「長月 空という人生について語ろう」や、その登場人物が密かに語る「独白」シリーズでは無くて…
鵺:ふむ。ご自身やご友人が力を入れて書かれているモノ達では無い作品に率直なコメントを、意図せぬ形だったというイメージでしょうか。
空:そうですね。その小説(というよりは思いの丈を書き殴っただけの代物)も私の大切な想いだったりするので軽んじては決してないのですが、内容が内容でして…
鵺:どういった小説だったのでしょうか?
空:中でも外でも自由気ままに活動をする忠犬冬馬が、その愛すニットへの想いを只管に語っただけの記事でnoteでも載せました。しかもカクヨムでは記事をコピペして多少の追記をしただけで、恐らく作成に30分も使っていない自分の事しか考えていない記事です。
鵺:そうだったのですか。それはそれは…ところで先ほどより、かなり鋭い視線を感じるのですが。
空:彼女はつばk
空の持つマイクが横から掠め取られる
椿:椿です!何でトーマの記事がやたらと評価高いのか理解できません!少し前に螢が笑いながら投稿していたのは見逃していました!空や夏樹さんの書いてる文章じゃなくて、トーマのバカ丸出しなアホ記事への反応が思いがけない勢いで評価もコメントも貰っててワケワカンナイ…
空:…というわけです。(自嘲気味な笑みで、椿の後に続ける)
鵺:そ、そうでしたか。それはどんな内容でどう評価されているのですか?
椿:女性や女性の衣服に関してのアホみたいなエロガキの作る文章なんて知らない!!(腕を組みながらカメラから視線を外す椿)
空:気持ちは嬉しいけど、も少し大人の対応して。本当にすみませんって、あぁ椿!もう行っちゃうの!?待ってよぉ(手を伸ばし椿を追う空)
流れる沈黙
鵺:そ、それではスタジオにお返しします。スタジオの夏樹さん!
場面が切り替わり、スタジオに静かに佇む黒髪黒服の女性とその横で腕を組んで満足げな笑みを浮かべるツナギの少年を映す
夏樹:何やら楽しい現場になっていましたね。
冬馬:そだね~。まっ、あんなモンっしょ~てか椿のヤツ、マジで草w怒髪天って言うんだっけ?
夏樹:それは彼女が傷つくかも知れませんのでお答えは出来かねます。note及びカクヨムにて連載中の空の小説より視聴数が少なくとも多くの反応を頂いた冬馬さん、最後に皆さんに一言どうぞ。
冬馬:えへへ~。皆サンキュ~。今度またそれ系の文章書いて流行らすわw
夏樹:空さん、椿さん、冬馬さん、リポーターの鵺さん。有難う御座いました。本日はこの辺で失礼いたします。また御逢い出来る日を心より楽しみにしております。それでは皆様、御機嫌よう。
離れていくスタジオ。目が合って吹きそうになる二人。堪え切れず冬馬の「ぷふぅっ!」という音が混ざって映像終了。
ねぇ…本当にこれ、残すの?
トーゼン!じゃなきゃ撮った意味無いし
当たり前だろ?何を言うかね?”鵺”ちん
こんな恥部晒す位ならそれこそ殺意沸くんだが…
ねぇ!俺は?俺出番無いの??冬馬だけ狡くない?俺もっと過激なのヤるよ?
はいはい、お子様は黙って。アンタはもう少しオトナんなんなよ…
名付け親が何か言ってら。俺は子供じゃなくて自由なの。龍なる覇者。だろ母上様よ?
いつも賑やかで楽しいですね、彼らは。
そうだね。私まで楽しくなっちゃうよ(^^)
何を仰るかと思えば…貴女が主役ですのに。
わ、理解ってるってば!でも半人前だし、まだまだ椿には敵わないし。というか皆だよ!主演も。
そういった事も含めて貴女に譲ったアタシの身にもなってよ!空!
…これは期待に応えられるかな?
さあ?何でもイイんだろ?ヤツは。
というか、ホントの主役が寝てんのマジで謎…
仕方無いよー。過去を想えば皆そうなるって。
無理矢理呼ばれて笑われてるアンタが庇うのも…
へ?私?いずれ返す迄、ちゃんと全うするよ。
そか、だから空なんか。何か納得。
ねー!無視されててそろそろ俺暴れちゃうよ?
はいはい、好きにして。構ってちゃん。
良いんだな!?言ったかんな??
アレ、止める?放っておけ。どうせ何にもならん。
あれ?椿は?
どーせトイレだよトイレ!
ねぇほたる。
私は貴方の祈りと願い、叶えられてる?
少しは自信有るんだけどな。
皆、待ってるんだよ。
貴方がその手で指揮をとる、その時を。
ね、星とほたる。皆で見に行こ?
皆で長野県の辰野町にある【松尾峡ほたる童謡公園】に蛍と星とを全員で。
来年こそ、絶対。約束だかんね〜!
んじゃ「おやすも」
一通り書き終え、笑みを浮かべる"ソレ"に性別の差異は読み取れず。
ふふっ流石は冬馬だわ。
私を軽く超えるんですもの。
何より愚かな愛しい私の子供達。
次は一体何で魅せてくれるのかしら。
日向ぼっこ、夢、永遠に終わらぬ物語。
螺旋が廻り、廻りが螺旋を生んで永遠に。
終わらぬユメを続きをホントウを待つ私達。
夢現な胡蝶は優美な甘き誘いに似た《《蠱毒》》にも。
《《孤独》》を癒すクスリ?永遠に続く煉獄めいた猛毒?
ずっと、ずっと待っているわ。
偉大なる観客であられる皆々様。
本日の舞台は如何でしたかな?
ピエロか狂言廻しか正体を明かせぬ鵺めはこれにて失礼をば。
大団円の合言葉をお忘れなきよう。
吉夢を共に観て休もうと我が主の祈りを籠めて。
「おやすも。また明日」




