第12話
その日の面談内容は此処までしか覚えていない。
復職するんだ、しなければと息巻いていた。
其の出端を挫かれるなどとは考えておらず、茫然自失といったところか。
その日、自室に戻った空は一つの紙を見つめる。
「生活記録表、かぁ。休職の間はこれを活用して復職に向けての準備を進める。……何もないよりは確実と思うし、必要とも思うけど。こんなので本当に復職できるのかなぁ?」
A4サイズのその紙を見る。
【生活記録表】視点を右へ。【本人記入→健康相談所】
会社:__ 部署__ 社員No.:__ 氏名:__
と下に続く。
更に下には
評価(出来ている事、いない事、課題等) 記録表の使用目的
□ 第1段階 病状理解
□ 第2段階 生活リズムの改善・
建て直し
□ 第3段階 復職準備
とある。
もっと下には
月 生活記録 メモ
予定
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 1 2
日
日
日
日
日
日
日
↓
気分スコア
実施
- 0 +
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 1 2
日
メモ
日
メモ
日
メモ
日
メモ
日
メモ
日
メモ
日
メモ
一行開いて
例
- 0 +
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 1 2
⇧ 家事 昼 図書館 買 | ↘
| 寝 物 | 〉
|〇◆ 〇 〇◆ ⇩ ↙
凡例: 起床⇧ 就寝⇩ 服薬◆ 食事〇
「書くのは苦ではないけど。これ、見づらい。
私の今回の使用目的って、第一段階だよね。
はぁ。先は長いなぁ。やだなぁ」




