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芽生え  作者: 黒薔薇あず


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中学時代

中学生時代は、正しく「暗黒時代」だ。一年生の頃は勉強も難しくなく、友人もそれなりに居たし楽しく過ごせていた。

中学二年生の終わり頃だろうか。所謂「病み期」に入ったのは。人間関係で悩んでいたのである。思春期時代あるあるだ。周りを気にしすぎな性格が、ここでも悪影響を及ぼした。

ある日突然「学校には行きたくない」と母の佳織に言ったのだ。佳織は心底焦ったであろう。

その日一日だけは休ませてくれた。だがしかし、次の日からは私が願っていた結果とは違ったのである。

「学校には行きたくない」という私の思いとは裏腹に、佳織は「学校には行け」と言った。私は驚愕した。「娘である私が学校に行きたくないと言っているのに、この親は行かせるのか」と落ち込んだのを今でも覚えている。鬼かと思った。引き摺りながら登校させられた。それは流石に誇張しすぎか。

しかし、泣きながら自転車を漕いで登校していたことは覚えている。大人になってから聞いた話だが、あの時、佳織は学校の先生に電話していた。

「娘を今送り出しましたが、登校途中で帰宅するかも知れません」と。佳織は、私が家に帰るだろうと思っていたのだ。だが私は、普通なら二十分程度で済むものを、泣きながら一時間程かけて登校した。クソ真面目である。私は学校に行かなかったら親に怒られると思ったのだ。

結果として、あの時心を鬼にして「学校には行け」と言ってくれて感謝している。

そして、私が旧「ジャニーズ事務所」、現「STARTO ENTERTAINMENT 」の男性アイドルに夢中になり始めたのも中学生時代だ。なんだかんだ、二十年近く「ジャニオタ」をしている。

ジャニオタというのは現STARTO ENTERTAINMENT に所属しているグループやタレントを応援しているファン界隈の呼称だ。ジャニオタの語源は旧ジャニーズ事務所から取ってつけられた物である。何故今現在ジャニーズ事務所では無くなったのか気になるであろう。色々あったのだ。正に、青天の霹靂という出来事が起こった。「日本のエンターテイメントが変わるかもしれない」と心底心配した。ここでは語りきれない為、割愛する。

前途多難ありながらも、私は無事に進学することが決定した。

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