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芽生え  作者: 黒薔薇あず


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反面教師

恵まれた家庭環境で育ったので、両親のことは心から尊敬している。だが、反面教師にしていることを一つだけあげるとしたなら、それは「選挙に行く」ことだ。私が幼少期憧れ続けた、モーニング娘。が歌う曲の一節にこんな歌詞がある。「選挙の日ってウチじゃなぜか 投票行って外食するんだ」と。私はこの経験をしたことがない。両親が口癖のように言っていたことは、「誰が日本の総理大臣になっても同じだ」と。確かに一理あるだろうと思う。だが、ある政治家が言っていた。「政治に興味が無いことは、決して悪いことではない」と。「政治に関心を持たずに生きていける国は良い国です」とも。私はこれは真理だと思っている。

実際に、2025年末に日本初の女性総理が誕生した。このニュースを受けた時、私は「長年の歴史を動かした」と思った。「民意が勝った証拠である」とも同時に思った出来事だ。彼女は、元英首相を指標としているのだそうだ。この背景には、様々な要因があるだろうが、私の中で一番大きいと思っている事は、「若者の政治への関心が高まった」ことだと思っている。実際に、現在では、テレビや新聞などの「オールドメディア離れ」が深刻化している。これは、「そういった媒体が、偏向報道をしている」と、世間が気付きはじめたからではないかと私は思う。それから、「YouTube」や「TikTok」といったSNSが全盛期であることも、理由の一つだろう。私自身も、SNSと共に生きてきた世代なので、オールドメディアと呼ばれている媒体は、自分が興味がある分野以外は、殆ど見なくなった。恐らく、コロナ禍以降からでは無かろうか。そんな風に、目に入る機会が多くなったので、私も「選挙に行かねば」と意識改革が発生した。とは言っても、政治に関心を持ち始めたのはここ最近なので、まだまだ勉強中の身の上である。



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