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芽生え  作者: 黒薔薇あず


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家庭環境

自分の家庭環境が恵まれていると気付いたのは、大人になってからだった。名古屋に出てからだ。両親が揃っていて、親名義の家があって、旅行に行くことは「当たり前だ」と思っていた。だが、そうでは無かった。自分が当たり前だと思っている環境は当たり前ではないのだ。

綾斗との出逢いも、そう気付かせてくれた中の一つである。

綾斗は、母子家庭で育った。中学に上がる前までは、比較的恵まれていた環境だったと聴いている。両親が離婚してから、貧困になったのだそうだ。その日食べる物にも困っていた時期があったらしい。

名古屋で出逢った人々は、恵まれた環境よりもどちらかと言うと、困難な家庭環境に置かれている人の方が多かった印象だ。

私は、実家だけでは無く、祖父母家にも恵まれていた。父方の環境については、先述しているが、母方の祖父母も孫の私と、柊哉に尽してくれた。盆や正月には、祖父が蟹をご馳走してくれた。祖母には欲しい物は、比較的何でも買い与えてもらった。

私は幼少期から、ピアノを習っていた。それも、習っては辞め、習っては辞めを三、四回程度繰り返した。当時の月謝しか分からないが、毎月五千円から一万円の間だったと思う。海外旅行は行ったことは無いが、家族旅行で毎年何処かへは出掛けていた。義務教育の間までは、厳しい家庭環境だったが、高校生になってからは、やりたい事を出来るだけ叶えてくれた。

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