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0006 [本の紹介] 日はまた沈む

私の人生を変えたともいえる書籍です。


表題  日はまた沈む

著者  ビル・エモット

出版年 1990年

出版社 草思社


経済が絶頂期である1990年に出版されました。

日本の戦後からの繁栄期がやがて衰退していくという項目が詳細に書かれています。

かなりセンセーショナルでした。

しかし、当時の経済にかかわる学者やエコノミストは批判的でした。

「アメリカの経済に追いつき追い越せ」を目指してここまで来た状態で

当時の言い方で「イケイケ」だった時に冷や水を浴びせられた感じでしたからね。

その後にこの書籍と似たような題名で、「日はまだ高い」、「日はまだ昇る」等の複数

出版して反論していました。


1992年から1993年末までは一時的な経済調整であるという社会的な認識でした。

1994年初め頃にバブル経済という表現が発表されて、不況が認知されるようになりました。

「日はまた沈む」の15年後である2006年に、ビル・エモット氏は日本経済の復活について

記した「日はまた昇る」を出版しました。


今から35年前は、団塊ジュニア世代の大学進学率を上げるためでしょうか

各地に大学が雨後の筍のように創設されていきました。

大学のキャンパスも都心から郊外へと一部移転巨大化していました。


その後は、現在から振り返るとわかるように、世界不況であるリーマンショックや

コロナショックで2022年まで日本経済が復活するまで「失われた30年」と

いわれるようになりました。


好景気・不景気は一日で変わるようなものでなく数年たってから「あの時は」と

語られます。


「日はまた沈む」の出版当時、私は学生でしたが読みやすく内容がわかりやすく

各項目を読んでいくと納得できるものでした。

進学・就職を決める前でしたので参考にして、結果として「人生を変えた」と

言える本となりました。この本を読まなかったら「別の人生があったかも」と

時折考えることがあります。

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