0016 土葬と火葬
今までの内容と違います。
表題の内容になりますので、好ましくない・苦手な方は、戻ってください。
昨今、ニュースでは海外から日本に来られて亡くなった方がいるそうです。
宗教上の理由から火葬は厳禁とされるので、日本国内で土葬を行うことを
行政が進めようとしています。
一部の行政は認可を出したとの報道もありました。
ただ、火葬は国家行政が長年にわたり国民に対し主導して進めました。
火葬に対し反対する方々もいましたが、土葬廃止を進めました。
理由としては、[土葬することによる病気の拡散。] ・ [広い土地が
使用できなくなる。] ・ [水源の汚染に繋がる。] 等です。
火葬場の建設反対運動などもありましたが、長年の行政の努力と
国民の意識の変化によって首都圏では昭和40年代末、田舎でも昭和60年に
入るまでに火葬が主流となりました。
定着してから既に半世紀(50年)程経っています。
漫画で例えるならば、 [釣りキチ三平] のおじいさんが土葬でした。
行旅不明人についても、発見後に火葬され骨壺に収められます。
官報にありましたが、遺体と同時に六文銭が出土された事例がありました。
明治以前の方であっても火葬しています。
特に現在では、火葬場にて遺体を燃やした遺骨の一部を遺族に渡されます。
(宗派によっては全てを骨壺に入れることもあります。)
しかし、大部分は自治体の競売に出されて都市鉱山として
再利用されています。親族にとっては、遺骨・遺灰が都市鉱山とされるのは
違和感ありますが、慣例として納得しています。
今日の行政に於いて長とされる方が、土葬の判断されるとは
思いませんでした。
宗教上の問題とされる方のみを土葬するわけではないですよね。
そんなことしたら、憲法で保障されている信教の自由を侵しますから。
まさか、日本国民ではない外国籍のみではないですよね。
国籍に対する差別に繋がりますから。
土葬を許可した行政の長を戴いた、県民・市民・町民には土葬・火葬の
どちらでも良いと遺族に選択を与えられるという解釈でよいのですね。
今でも場所によっては火葬の待ち時間とコストが掛かっています。
日本国民全員が土葬の選択した場合、行政に場所や法的に対処できると
考えているのでしょうか?
このように書いていますが、私個人としては土葬・火葬はどちらでも良いです。
ただ言えるのは、当時の国民が努力や協力して定着したものを土台から
ひっくり返すようなやりかたはよろしくないです。
日本国民が長年にわたり、共通の意思とするために決めた内容です。
国が正式に決めた内容ならば、国が国民に対し納得のできるような話をして
変更されなければなりません。
このような [偽りの平等] を行政が推し進めるてしまうと、数年・数十年後には
国内で大変な事が起こります。