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二個目 ツナマヨはもう王道です!

 プロローグ

「すぅ〜すぅ〜……」

「織、気持ちよさそうに眠ってる」

「はい。可愛いです」

「む」

「す、すみません……」

 部屋で眠る織を、扉を少し開け覗くオーリと(りょう)の二人。

 繚が微笑ましそうに言い、オーリが呟くと、繚は頬を膨らませオーリを可愛らしく睨みつけた。

「ま、冗談よ。お説教はさっきこってりしたから。もう終わり。これから失敗しなければいいのよ」

「は、はい。ありがとうございます」

「じゃあ、私ももう寝るわ」

「はい。お休みなさい、繚さん」

 繚は織が眠っている部屋へと入って行った。

「はぁ……久しぶりの繚さんの叱責、怖かった……もっと強くならないと……主様をしっかりと守れるように……もう二度と ”五年前の悲劇” は繰り返さない」

 オーリは覚悟を決めた表情を浮かべ、拳を

握り締めた。


 三人が住む家を、はるか上空から見つめる怪しげな人物が。

「ふん……あれが【おむすび】のNo.3、鮭か……。あ〜弱そう。なんであんな奴に負けたのか、パリは」

 その姿は女性だった。

「ふっ。雑魚だからか。まぁ、オレなら一捻りだけどな〜。オレは必ず ”鍵” を手に入れる。そして、ライズ様の ”両腕” になってみせる!」

 そう言って女性は姿を消した。 

 遊園地に行く当日。

『姉さん、おはよう』

「『おはよう。早いね。もしかして、楽しみで、目が覚めちゃった?』」

 リビングにやって来た織。繚にそう言われると、少し恥ずかしそうに頷く。 そんな織を見て、微笑む繚。

「『じゃあ、顔洗って、着替えてきな』」

 元気よく手を上げて、洗面所へと向かった織。

 嬉しそうに織の背中を見つめる繚に──、

「ん? 主様ですか?」

 キッチンからタオルで手を拭きながら、オーリがひょこっと姿を見せた。

「うん。遊園地に行くのが楽しみすぎて早く起きちゃったんだって」

「ふふ。可愛らしいですね」

「ね〜。じゃあ、お弁当、仕上げに入らないと」

「あ、ですね」

 二人はキッチンに戻って行った。


 ☆ ☆ ☆


 遊園地に到着した三人。

 遊園地の入口に立つ織の瞳は、キラキラと輝いていた。

「ふふ。主様、嬉しそうですね」

「そうだね。ずっと私が忙しくて来れなかったからね。織は遊園地が大好きなんだよ」

「そうなんですね」

 織を見つめる二人。その二人の表情は嬉しそうだった。

『姉さん、オーリ。早く行こう!』

「『分かった! 走っちゃ駄目だよ!』」

 繚は織の肩を掴み、一緒に入場口へと向かう。そんな中、オーリは──、

「今の所、変わった所はありませんね」

 辺りを油断なく警戒していた。もう二度と失態を犯さないと言う確固たる覚悟を持って。そんなオーリに──、

「ふふ。主様は本当に可愛い♪」

 チケットを持った織が、大きく手を振ってきている。それを見て、オーリは頬を緩めた。

 そして、三人は遊園地の中へと入園して行った。

 そんな三人の背中を見つめる怪しい人物が。

「ふふ。お前ごときの警戒に引っかかるオレじゃねぇっての。ふっ。ここの遊園地がお前らの死に場所になるだろう」

 昨日(さくじつ)、空から織達の家を眺めていた怪しい女性だった。その女性は不敵な笑みをこぼすと、人混みに紛れ込むように、姿を消して行った。


 ☆ ☆ ☆


 様々なアトラクションを楽しむ三人。

 現在は昼食を取る所。そんな時、事件は起こった。

「っ!?」

「どうしたの? しゃっちゃん」

「この気配、この感じ……まさか【聴儡器(ちょうらいき)】!?」

「っ! え、どういう事? 姿は見えないけど……。【聴儡器】なら巨大だから目立つと思うんだけど……」

「はい。ですが、この気配は確かに【聴儡器】のもの……一体どういう……」

 オーリ、繚の二人は額に汗を浮かべながら辺りを見回す。が、辺りに変わった所は何もない。

『二人共、どうしたの?』

 おにぎりを持った織が、片手で手話を使い尋ねてくる。

「『なんでもないよ。織はそのまま食べてて』」

『分かった』

 繚が慌てて手話で答えると、織は言うことを素直に聞き、おにぎりを食べようとした。が、その時──、

 バサッ。

「織!?」「主様!?」

 織が、テーブルに突っ伏してしまった。気を失ってしまったらしい。

「織、なんで……」

「繚さん、周りを見てください」

「え? これ……」

 オーリに言われ、繚は辺りを見た。その視界の先に広がっていたのは、先程まで遊園地を楽しんでいた人々が気を失い、倒れている光景だった。

「この状況は──」

「はい。間違いなく【聴儡器】が現れた証拠です」

 と、その時、オーリの左耳に付いているイヤホンのような機械に着信が。それに出ると──、

『鮭様、この遊園地内に【ライザー】思しき人物を確認しました。その人物が小型(・・)の【聴儡器】を次々と生み出して(・・・・・)います』

「っ!?」

「どうしたの?」

「今、おかかから連絡があり【ライザー】と思しき人物がこの遊園地内におり、その人物が小型の【聴儡器】を次々と生み出していると」

「っ!? なんですって!? 【聴儡器】の小型!? そんなの聞いた事(・・・・)()見た事も(・・・・)ない(・・)わよ!? というかそもそも、おかかまで来ているなんて聞いてないんだけど」

「すみません。私一人ではこの広大な敷地をしっかりと警戒しきれないと思い、【おむすび】のメンバー数名に声をかけておりました」

「まぁいいわ。とにかく、この遊園地にはおかか以外にも【おむすび】のメンバーがいるのね?」

「はい。おかか、ツナマヨ、昆布の三人が」

「よく昆布の予定が合ったわね。まぁ、昆布がいるならひとまずは安心か。ツナマヨに連絡して。織を保護してもらいましょう」

「畏まりました。ツナマヨ、いくらからの指示です。主様を保護してください」

『了解です。このツナマヨ、命に代えてもご主人様をお守り致します!』

「頼みました。それでは繚さん」

「えぇ。このまま織を置いていくのは嫌だけど、行ってくるね、織」

 繚は、気を失っている織の額にキスをして、オーリと共に走り去っていく。


 ☆ ☆ ☆


 一方で、遊園地のとある一角で。

「あはは! さすがにこんなに生み出せば、奴らも気取るだろう。が、小型は今回が(・・・)初めて(・・・)だ。さぞかし戸惑っているだろうな」

 織達を見つめていた怪しげな女性が、棺のような物に手をつき、何かを流し込んでいる。

 すると、その棺から小さい(犬猫ほどの大きさからアリのような大きさと様々)異形の怪物達が次々と姿を現す。

 その怪物達は、まるで女性の指示を待っているかのごとく綺麗に整列している。

「お前らは適当に散らばれ。オレは隠れている奴を相手するからな」

 そう言われると、小さい怪物達は一目散に散っていった。

 そして、女性は大きな声でこう言う。

「隠れてないで出てこいよ。【おむすび】さんよ〜」

 そう言うと、女性の背後の木に隠れていた人物がゆっくと姿を現した。

「バレていたとは。以外でしたね」

「はっ。よく言うぜ。気配出しまくりだったくせに。んで? お前は誰だ? 【おむすび】のデータファイルにお前の顔はなかったはずだが?」

「データファイルがあるんですか。それはいい情報ですね。ありがとうございます。まぁ、そのデータファイルに(わたくし)が載っていないのは当然でしょう。私は基本【おむすび】とは別行動していますから」

「あぁ? じゃあ、テメェは【おむすび】じゃねぇってのか?」

「いいえ。私は確かに【おむすび】に所属していますよ。ただ単に、行動範囲が違う。と言うだけです」

「まぁいいや。んで? テメェの名前は?」

 女性が尋ねると──、

「相手に名前を尋ねる時はまず、自分から名乗るのが筋ってものではないのですか?」

「チッ。面倒くせぇ奴だ。まぁいい。オレは【ライザー】の一人、リュウタリナだ」

「オレ……なるほど。ボクっ子ならぬオレっ子ですか。なんと可愛らしい」

「おい! 人が名乗ったんだ! さっさとテメェも名乗りやがれ!」

「すみません。私は【おむすび】に所属している華瀧(はなまつ) (まつり)と申します。以後、お見知りおきを」

 緑色の髪をしたセミロングの女性──華瀧 政が丁寧に自己紹介し、お辞儀をすると──、

「はっ。お見知りする気はねぇな! ここでテメェは死ぬ!」

 リュウタリナは、お辞儀をして下を向いている政に向かって突進していく。

「あら残念。私はお見知りしたいんですが」

 ゆっくりを顔を上げる政。目前まで迫ってくるリュウタリナを気にもせず、政は目を閉じ首を振っている。

「おいおい、舐めてんのかテメェ!」

「いいえ。私は決して人を舐めたりしませんよ」

 政はそう言うと、一瞬で姿を消してしまった。

「あ?」

 突進するはずだった標的が急にいなくなり、リュウタリナは地面に足を付け、急停止する。

「どこ行きやがった?」

 リュウタリナは辺りを見回す。と──、

「ふふ。どこを見ているんですか? 上ですよ。う〜え」

「っ!?」

 リュウタリナは声がする方向に顔を向けた。それは上。つまり空だった。

「それ、どうなってんだ!?」

 リュウタリナが驚くのも無理はない。政は足場のない空で立っているのだから。

 正確に言えば、立っているのではなく、コウモリのように逆さまにぶら下がっているのだ。足を何かに引っ掛けているかのように。

 そして、それはまるで重力に逆らっているかのよう。髪が垂れていたり、服が捲れていたりしていない。

 つまり、政はそこに ”立っている” のだ。

「ふふ。別にリュウタリナさんが知る必要はありませんよ。だって、知った所で無意味、ですから」

「あぁ?」

 上を向きながら疑問符を浮かべるリュウタリナ。

「あなたはここで、死ぬ」

 先程までの可愛らしいおちゃらけたような声音から一転、低く冷淡な声でそう告げる政。すると──、

 プシャァァァァァァァァァ。

「え……?」

 リュウタリナの左胸から大量に血が迸った。その箇所は ”人間であれば” 心臓がある位置で──、

「ぐっ……!?」

 リュウタリナはその場に倒れ込んでしまった。

「うふふ。あっけなかったですね。あぁ、先程の言葉を一つ、訂正させていただきますね。私は人を舐めないと言いました。ですがそれは強者だけ。つまり私はあなたを舐めていたんです。だって、あなたは弱者だから」

 嬉しそうに言う政。そのままスキップしながら森の中へと消えて行った。

「ヒュ〜ヒュ〜……」

 リュウタリナは過呼吸に近い状態になっていた。

 リュウタリナの周りには血溜まりが出来始めていた。そして、そのままリュウタリナは意識を手放した。


 ☆ ☆ ☆


「こちら昆布。【ライザー】の一人を撃破。残りの駒の排除に向かいます」

 昆布──政はオーリ達に連絡をし、小型の怪物達の処理へと向かった。

「あの方は幹部ではなかったようですね。あまりにも弱すぎました。ふふ。それとも私が強くなり過ぎてしまったのでしょうか? うふふ」

 一人楽しそうに歩く政。そんな政は急にピタッと足を止め──、

「誰です?」

 そう尋ねた。この場には政しかいないにも関わらず。

「無視、ですか……なら、こちらから行きましょうか?」

 と、政が若干苛立った様子で言うと──、

「おぉ怖い怖い。【昆布】と言う可愛らしい名前とは思えないな」

「あなたは……?」

 昆布こと政。そんな彼女との連絡がこの後、一切取れなくなると言う事を、この時は誰も知らなかった。


 ☆ ☆ ☆


「ただいま〜」

 織、繚、オーリの三人が家に帰宅した。

 繚はよっぽど疲れているのか、織を抱きしめたままソファに座り込んでしまった。

「洗い物は私がしますね」

「う〜ん。ありがとう〜」

 キッチンに向かい、お弁当箱を洗い始めるオーリ。それに対し気の抜けた感謝の言葉を述べる繚。織は眠いのか、首をコクコクと船を漕いでいる。

「結局、小型の【聴儡器】見つかんなかったね」

「はい……【聴儡器】を倒していないのに、皆さん目を覚ましましたし……」

「不思議だよね〜今までは絶対【聴儡器】を倒さないとみんな目を覚まさなかったのに」

 繚は織の頭を撫でながら言う。

「そうですね……それと、昆布と連絡が取れないのが気になります」

「ん〜でも、あの子はいつも勝手にどっか行く子だから、そんな心配しなくても大丈夫だと思うよ? そもそも私達と違って【本隊】に所属してるんだし」

「そう、ですね……」

 浮かない表情を浮かべるオーリ。そんな時──、

 ピンポーン。

「誰だぁ! こんな時間にぃ! こっちは疲れてんだぁ! 勧誘なら明日にしろ〜!」

「繚さん、落ち着いてください。あんまり大声を出すと主様が起きてしまいます。それと、多分」

「ん?」

 オーリが玄関に向かう。そしてドアを開け入室するように促す。入って来たのは──、

「こんばんわ」

「あれ? ツーちゃんじゃん。どったの? こんな時間に」

 ツナマヨこと蓮部煎歌(はすべいりか)だった。

「私が呼んだんです。主様を守っていただいていたので、そのお礼と感謝を込めて夕飯を一緒しようと」

「なるほどね〜。まぁ【おむすび】なら織を守るのは当然なんだけど、まぁいっか。じゃあ私と織はお風呂入ってくるよ。『織、お風呂行こう。姉さんと一緒でもいい?』」

 力なくコクンと頷く織。いや、頷いたのではなく船を漕いだだけなのかもしれないが。

「まぁ、断られてもこの状態の織を一人でお風呂に行かせる訳にはいかないからね。じゃあ、入ってくるね〜」

「「はい」」

 二人は織と繚を見送った。

 二人っきりになった途端、その場には沈黙が流れる。

「え、えと。鮭さん、晩ごはんって何を作るんですか?」

「おにぎりを作ろうかと。主様、食べ損ねてご立腹でしたから」

「なるほど。あそこまで拗ねるものなんですか?」

「そうですね。普段から思い通りに行かなかったり、約束していた事が果たされないと凄く怒って、拗ねてしまいます」

「そうなんですね。学校にいる時はそんなことないので、なんだか新鮮です」

「ふふ。さぁ、お二人が上がって来る前に作っちゃいましょう」

「はい! あ、ツナマヨは必須ですよね?」

「…………まぁ」

「なんですか〜その間は〜? 言っておきますが、ツナマヨはもう王道! ですからね」

「はいはい」

「冷たくあしらわれた!?」

 そうして二人はおにぎりを作り始めた。


 ☆ ☆ ☆


 お風呂を終え、夕食を終え、リビングには繚とオーリ、そして煎歌が椅子に座っていた。三人共パジャマ姿だ。

「それにしても、織がおにぎりを食べたいと言ってくれるなんてね〜。嬉しすぎて泣きそうだったよ」

「そうですね。 ”あの事件” 以来、しばらく食べたがりませんでしたからね」

「うん……。でも、父さんと母さんが言ってたこと、ちゃんと覚えてたからまた食べたいって、言ってくれたんだよね……?」

「はい……。おじさんおばさんの意思を継いで、私達は主様を ”守らなければ”」

「はい。何があっても──」

「織の笑顔と──」

「”鍵” を守り抜きます」

 三人は、織の部屋を見つめながら何かを決意するのだった。


 とある空間。そこはまるで宇宙空間だ。

 真っ暗だが、月の光りのような優しい明かりが差し込んでいる。

 そんな場所に佇むのは繚。繚は全身を光りに包まれており、プカプカと浮かんでいた。

 そんな繚の視線の先には、映像が流れている。その映像の中には織が映っていた。そして、姿はよく見えないが、女性のような人影が映っている。

「やっとこの時が来た。 ”鍵” を手に入れる時が!」

 映像に映る女性の人影がそう叫んだ瞬間、織の腹部に女性の人影から伸びた巨大な尻尾のような物が突き刺さった。

 織は大量に吐血し、意識を失ってしまう。

 そして、織の体から抜かれた尾の先には金色に輝く何かがあって───────。


「はっ!? はぁはぁ……」

 繚が目を覚ました。ベッドの上で大量に汗をかきながら、激しく息を切らしている。

「また、この夢……あ、織っ」

 繚は焦燥感に駆られ、隣を見る。当然そこには、穏やかに寝息を立てて眠る織がいた。

「はぁ……良かった……。織を危険な目になんて絶対遭わせないから安心して。織の事は絶対に守るから。それが例え ”みんなを裏切る事になっても” ね」

 繚は織の頭を優しく撫でながら、そう呟いた。

 その表情は、どこか危険な感じがした。

 エピローグ

「うっ……ぐっ……」

 周りに木々が生い茂る中央に横たわる女性が、うめき声を上げている。

 女性の周りには大量の血溜まりができている。

「お、オレ、は……」

「あなたは負けたんですよ。【おむすび】に。情けない」

「ひゅ、ヒューリナ、様!? どうしてここに!? いや、それより、負けた!? このオレが!?」

「えぇ。あなたはライズ様の期待を裏切った」

「ぐっ……」

「あなたはもう、終わりです」

「ちょ、ちょっと待ってください!? お、オレはまだできます! まだ戦えます! まだ利用価値はあります! ですから、ですからどうか、どうかまだ捨てないでください!?」

「ふぅ……」

 リュウタリナは必死にヒューリナに懇願する。その様子はただ慌てている、だけではないように感じた。

 そんなリュウタリナを見下ろし、ヒューリナは口許を歪ませ──、

「では、私の言う事を聞いてくれますか?」

「は、はい! なんでも、なんでも聞きます! なんでもします! ですからお助けを!」

 ヒューリナに問われ、リュウタリナは嬉々として即答する。それを見たヒューリナは再び口許を歪ませ──、

「ふふ。では、これからは ”私の為” に動いてもらいましょうか」

 ヒューリナは一体何を企んでいるのだろうか。

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