ダンジョンの出口まで戻る
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ミキストリアたちは1階の最初の部屋にまで戻ってきた。復路ではボスは復活しておらず、小物はSランク、SSランクの魔物が揃っているこの集団が迫ると我先にと逃げていた。
「わたくしたちがスタンピードを起こしてしまっているのではないかしら?」
冗談ではなく、ミキストリアのサーチには地上と思われるあたりに敵性の存在が集まっているのである。しかもそれが誰かとまではわからないものの、「人族」となっている。冒険者、そして侯爵家の騎士魔術師が溢れ出てくるSSランク、Sランクの魔物を待ち構えているに違いなかった。
「さて、隊員のみなさん、ここまでご苦労様。後はもう地上に出るだけですわ。
ただ、SSランク、Sランクのちょっと変わった仲間が増えましたので、このまま戻ると誤解を受けて地上では大変なことが起こるでしょう。騎士6名、魔術師6名は先に戻り、事情をエルウィン団長に説明してくださいませ。
説明が済み、新しい仲間が問題なくダンジョンを出れるようになったら、どなたか、連絡に戻り、それを受けてわたくしはダンジョンを出ますわ」
そう言って制圧部隊を送り出すと、ミキストリアはオーク肉を収納から出した。このダンジョンの発見に繋がった討伐遠征で狩ったものである。
「さぁ、どう調理しましょう?」
ミキストリアは仲間になったブーディカ、アルティン、クサントス、ラミーア、2人の子どもアネクネ(アリスとイリスとアルティンが名付けた)に笑顔を向けた。
(この討伐で6人も仲間が増え、レベルもだいぶ上がりましたわ。1日おきにレベルが上がるほどの激戦、連戦でしたし。
それはともかく、この後のことも考えないといけませんわね。魔物は魔物。受け入れられない場合もありましょう。
逆に見せ物に、と言うのもありますわね。これをどう断りましょうか。
あぁ、早く祥子に会いたいですわ……)
肉とブラッディペアでさながら宴会の様になっているのを笑顔で見守りながら、ミキストリアは想いを馳せていた。オーク肉は塩コショウで焼き、足りなくなってもう1匹分を出した。お代わりの肉は薬草やオレンジの果汁で味を変えたのでこれもすぐに無くなる。ブラッディペアもクサントスとラミーアに5個ずつ出したのだった。
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ミキストリア ユリウス・マルキウス
種族: 人族
年齢: 20 (=24=)
職業:
聖人候補(推薦:ユリウス・マルキウス侯爵領)
侯爵家魔法師団 魔法研究分隊 分隊長
祥子の同性パートナー、養親
魔物使い [new]
状態: はつらつ
LV: 43 [up +1]
MLV: 55 [up +1]
HP: 1192/1192 [up +81]
MP: 3533/3533 [up +197]
腕力 79 [up +1] / 体力 92 [up +2]
知力 156 [up +2] / 精神 167 [up +2]
速度 80 [up +1] / 器用 145 [up +1]
幸運 106 [up +1]
スキル:
聖魔法 IV、闇魔法 IV、雷魔法 V
魔法多重起動 II
術式改造 II
無詠唱 II
鑑定 II
威力制圧
パッシブスキル
魅了
三角関数
医学 (血液、整形外科、神経、皮膚)
魔法連携 II
高度回復
異世界言語理解(読む、聞く) ※チート
属性:
女神ユグラドルの導き(中)
養子x2
称号:
ボス討伐:オークキング (2%/2%)
ボス討伐:リザードマンエンペラー (2%/2%)
ボス討伐:人喰い馬 (2%/2%)
ボス討伐:オーガキング (2%/2%)
従魔: ブーディカ、クサントス、アルティン(庇護: アリス、イリス)
食客: ラミーア [new]
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SS、Sランクの魔物の揃い踏みでダンジョンの中とはいえ危険を微塵も感じないミキストリアと愉快な仲間たちは、宴会の後その場で眠り込んだ。ミキストリアも、長時間の睡眠を必要としないらしいラミーアとアルティンが身体を休めつつも警戒してくれていたのは感じている。
ダンジョンにいるとは思えないほどぐっすり寝たミキストリアの朝は遅かった。激戦の連続とはいえ、大怪我が出なかったとはいえ、未知のダンジョンの5階まで潜り、フロア毎に居たボスを攻略してきたのだ。全く疲れがないというわけではなかった。ミキストリア自身もはっきりと自覚しなかった疲労感はすっかり消え去っていた。
さてそろそろ昼の準備をという頃、ダンジョンに入ってくる人の気配を感じる。ダンジョン入りしてから常時展開している敵性だけを対象にするサーチには掛からない。先発した隊員たちの説明がうまくいったのだろうとミキストリアは喜んだ。
読んだいただき、ありがとうございます。
この先の展開にまだまだ悩んでおりますが、ゆっくり月水金に更新していくことにします。よろしくお願いします。




