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星陽軒記  作者: 星陽軒
8/8

押しボタン式

お久しぶりです。無事(?)テストが終わりました。その間も今パッと浮かぶだけで3個ほどお話があるのでしばらくは投稿誌続けます。


夢の話⑤

 具体的には思い出せないが、長期休みの最後から4,5日とかテスト4,5日前とかによく見る夢。

気づいたら教室。学活のような時間で先生が何かを話しているのをぼんやりと聞いてる。みんなも久しぶりの再会にぺちゃくちゃ喋りながら聞いていて、先生もあまり気にかけていないようだ。

話が終わる。



「課題を集めるよ」

みんなはちゃんとやってきてる様子だ。

自分だけ緊張感がとんでもないことになる。どうしよう。ヤバい。脂汗をにじませながら考える。持ってくるの忘れました?それにしても数が多すぎる。ヤバいヤバい。詰んだ…。そこで目が覚める。

そして机に向かい、youtubeを見始めるのだった。

夜。



 塾の帰り道、(限らなくても良いが)夜に自転車で駆けていくというのは気持ちいい。まるで自分が弱虫ぺ○ルの登場人物になったようで、前傾姿勢を取りながらダンシングしたりして、一分も持たずにまたノロノロと漕ぐ。

 そんな自転車の性格が好きなので、2駅分離れた塾に自転車で通っている。

 ちなみに自転車はオレンジ色でスバルの折りたたみなので、スピードは出ないしすぐ疲れる。かごもなければタイヤの空気はぬけているような有様だ。


 家から塾までには、自転車が良い感じに走られるような道があるのだが、もちろんずっと続いているわけではなく、2,3個の道路を挟んでいたりする。もちろん信号があるのだが、


「夜間押しボタン式」


 ときたもんだ。

 夜だけ。歩行者もあまり居ないのでその方が良いかもしれないが、行きは明るくて帰りは暗くなっている。そして、頭もあまり回っていない。よって気づかない。


 とある日の帰り道、僕は横断歩道で脳内にセルフで音楽を流しながら、ぼんやりと信号が変るのを待っていた。

すると、2分ほど前に弱虫ぺ○ルのことを考えながらノリノリで抜き去ったおばさんが歩いてくるではないか。


 そんなに遅いもんかと思いながらまた曲を思い出す。(塾の単語は暗記しないくせに歌は覚えられるのはなぜだ…。歌にすると覚えやすいってヤツなのか…。)


すると、とうとうおばさんがやってきて、進んでいく。


信号無視する気かと思ったがどうやら違う。


進路を左にとった。


おばさんはボタンを押した。


僕は恥ずかしくなる。


心なしかおばさんもこちらがボタンに気づいていないことを察しているようだ。


信号が青に変わる。


僕は全力で走り出す。


そのまま一本道を進んでいくと、また信号が見えてくる。


そこには夜間押しボタン式の看板


「俺はさっきまでの俺とは違う。甘く見ねェことだな。」


よくみると向かい側におじさんが。気づいていないようだ


「まるで昨日の俺を見ているようだぜ。」


僕はボタンを押してあげようとする。


 しかし、僕が来たことで我慢の限界を迎えてしまったようでそのまま赤信号を渡って行ってしまっ

た。

 「若さ故の過ち…そうゆうヤツか…。成長しろよ……俺は待ってるから。」

 そんな気分になりながら僕は家に帰っていった。

評価よろぴく。(テスト終わってテンションが半端ない)

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